Viva ! Africa  【 TICAD市民社会フォーラム メールマガジン 】

► 号外058 TICAD IV 市民社会からのメッセージ2  2008.5.30発行
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TCSFメールマガジン 号外「TICAD IV 市民社会からのメッセージ2」2008.5.30

Viva! Africa -People's network across continents
ビバ アフリカ!- 大陸を越えた市民のネットワーク

発行:(特活)TICAD市民社会フォーラム(TCSF) http://www.ticad-csf.net/
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皆さま、こんにちは。いつもご支援ありがとうございます。

TCSFメールマガジン号外
【TICAD IV 市民社会からのメッセージ2】をお送りさせていただきます。

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■■ TICAD IV 市民社会からのメッセージ2
 TNnetプレスリリースで アフリカ・日本NGOのメッセージを配信 ■■
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今日で閉幕した第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)に参加したアフリカと日本の
NGOが、TICAD IVへの見解とG8洞爺湖サミットに向けてメッセージを出しました。

メッセージの内容はTICAD IV・NGOネットワーク(TNnet)のウェブサイトに
掲載されています。

http://www.ticad-csf.net/TNnet/download/080530_Final_Release.pdf

ぜひご覧ください。

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■最終プレスリリース:
   TICAD IV、期待に十分応えられず
   G8洞爺湖サミットに向けて、日本が負った大きな宿題
http://www.ticad-csf/TNnet
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2008年5月30日、横浜

今回の第四回アフリカ開発会議(TICAD IV)を通じて日本およびアフリカ各国が
抱える課題が繰り返し明らかになりました。それは、指導力と行動の欠如です。

市民社会は、アフリカの貧困問題の解決につながる各国の行動と説明責任を
求め続けます。アフリカ向け援助の倍増は正しい方向への一歩として歓迎すべ
きです。

しかしながら、日本が今回示した全体的なコミットメントは、期待を裏切るもので
あったと言わざるを得ません。

GNI比0.7%をODAに振り分けるとする目標の達成は、G8がいまだ果たしていな
い約束の履行において、日本が指導性を発揮するにあたって、自ら避けてはい
けない目標です。

アフリカで頭をもたげつつある破滅的な食料危機は、緊急の行動と長期的な対
策の両方を必要としています。つまり、貧しい人々の苦難を緩和し、援助と貿易
ルールの公正化によって、この危機の原因となっている構造的要因を取り除くこ
とです。

また、先物穀物市場への投機マネーの流入や、バリュー・チェーンにおける巨大
アグリビジネスの支配を抑えるといったことも必要です。

これらの行動なくしては、アフリカが再び紛争に陥り、人命が喪失され、TICAD
IVがこれまで目指してきた開発への前進も失われかねません。

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■TICAD IV NGOネットワーク(TNnet)の冨田沓子
「経済成長を追求するとしても、それは貧困削減のアジェンダが主導し、2015年
までにミレニアム開発目標を達成するための具体的行動に裏打ちされたもので
なければなりません」。

社会的正義と平等を伴わない成長は持続的ではありません。

現在、多くの人々(特に女性や少女)が貧しい状態であり、社会的に排除され、
脆弱な立場に追いやられています。TICAD IVは技術的な問題だけでなく、貧困
層が裨益するよう、政治的意思を確立し、説明責任に対して積極的であるべき
です。インフラ開発を追求する際には、本当に現地コミュニティや地域内の開発
ニーズにこたえるものである必要があります。

TICAD IV行動計画は、人間の尊厳、平和、よい統治(グッド・ガバナンス)および
民主主義をその中心的な課題に据える必要があります。

民主主義と人間の安全保障はアフリカ大陸において、未だ脆弱な平和を強固な
ものにしていく上で、また貧困を削減し、成長を実現するうえでも、最も重要な基
準となります。アフリカが「慈善と援助」から「貿易と開発」に移行するためには、
絶対的貧困を終わらせ、平等で、参加型かつ民主的なガバナンス制度を国家と
国際社会のレベルにおいて確立するというコミットメントに基づく新しいパートナー
シップを必要とします。

気候変動について、市民社会は平等と正義に基づいた対策を求めます。

温室効果ガス排出国が自国の排出による影響への対策を強化する必要があり
ます。日本がTICADIVを通して先進諸国を主導し、クール・アースを現実のもの
とするためには、日本自身が積極的な中期的排出削減目標を掲げる必要があ
ります。

これなくしては、いかなる適応努力も失敗に終わります。

適応には、既存のODA目標に対して追加的な資金が提供される必要がありま
す。TICAD IVで日本が誇らしげに示した巨額の支援策も、アフリカ向けのものは
微々たるものにとどまっており、日本の責任に応じた額に比べて大きく下回って
いるため、失望をもたらしています。

市民社会はまた、気候変動対策資金に借款を活用することは貧しい人々を二重
に苦しめることになるため、明確な反対の意思を表明します。

また、いかなる適応資金も、影響を受ける国々の参画を確保するために、国連の
適応基金を通じて拠出されるべきであり、ドナー主導の新たなメカニズムであって
はなりません。

アフリカはこれまで、大きな前進を成し遂げてきましたが、まだ十分ではありませ
ん。アフリカの政府はTICAD IVにおいて、アフリカが絶対的貧困から解放され、
MDGsを達成するという共通のビジョンを持ち、自らのコミットメントを果たさなけれ
ばなりません。

アフリカ連合とそのメカニズムを活用した、大陸レベルでの共同行動が不可欠で
す。アフリカ諸国政府は、6月のAUサミットにおいて、TICAD IVで示された機会を
展望に基づいて行動へのコミットメントを交わす必要があります。

その際に、市場を機能させるための良好な環境整備と、人権と社会正義の実現
のバランスをとる必要があります。また、官民連携が貧困層にとって利益をもたら
すよう、アフリカ諸国政府がビジョンと指導力を発揮しなければなりません。


■アフリカ市民委員会 ギュスターブ・アサー
「日本とアフリカの政府は、TICAD IVフォローアップ・メカニズムにおいて市民社
会に明確で機構的な役割を与え、市民社会の参画に対するコミットメントを実現
することが求められます。市民社会参画を保障することは、TICAD IVプロセスの
説明責任を強化する上で中心的な役割を担います」。

以上

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―― TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet)とは ――

TNnetは、第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)に向けて、日本のNGO間の情報
共有や連絡調整を行い、TICAD IVへ政策的に働きかけを行うことを目的に、
2007年3月に発足したNGOネットワークです。
現在、アフリカ関係NGO 43団体が加盟しており、外務省との定期協議会、シン
ポジウム、イベント開催等を通して、TICADに市民社会の声を反映させることを
目標に活動しています。

くわしくはこちら---> http://www.ticad-csf.net/TNnet/

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