Viva ! Africa  【 TICAD市民社会フォーラム メールマガジン 】

► NO.041 3/3     2007.7.11発行
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TCSFメールマガジン  NO. 041 (3/3) 2007.7.11

Viva! Africa -People's network across continents
ビバ アフリカ!- 大陸を越えた市民のネットワーク

発行:(特活)TICAD市民社会フォーラム(TCSF) http://www.ticad-csf.net/
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皆さま、こんにちは。いつもご支援ありがとうございます。

TCSFメールマガジン 第41号(3/3) をお届けいたします。

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■TCSFについて

■FOCUS
・アフリカ市民社会会議@ガーナに参加しました。

■イベント情報
・TCSF研究センター 第14回 勉強会 「アフリカODAのあるべき姿を考える」
7月13日(金)17:30~20:00
・第2回 TICAD外務省・NGO定期協議会   7月20日(金) 15:00~17:00
・第6回 TICADIV・NGOネットワーク会合   7月27日(金) 15:00~17:00

■各ワーキンググループ(WG)より
・アラートWG --- 「アラート通信第9号」を作成中
・研究センター ---第12回、第13回の研究会が無事終了
・アフリカ2008キャンペーン ---SADC大使リレー講演を開催中
■TICAD IV・NGOネットワーク(TNnet)の動き
・TICAD外務省・NGO定期協議会とTICADIV・NGOネットワーク会合について

■Topics
・自民党AU議連がアフリカODA 3倍増を提言、その中身は?
・インドがサハラ以南アフリカ諸国への支援を確認
・ダルフールへ自衛隊派遣を検討
■国際機関等の動き
・国連人口基金が白書発表、アフリカの都市の貧困化を懸念
・国連がMDGs中間報告を発表、ODA増額を求める
・AU首脳会議へ日中首脳がメッセージ送る

■Voice from Africa
・質問多いね!(エチオピア)
■お知らせ
・ご協力ください!「アフリカ2008キャンペーン」用寄付サイト
・「アフリカ政策市民白書2006」(白書第2号)の出版について

■編集後記

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*☆★ Topics ★☆*
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●自民党AU議連がアフリカODA 3倍増を提言、その中身は?

自民党のAU議連が、アフリカ向けODAを2013年までに2007年の3倍増とする
支援を提言した。3倍増の内容は、財政状況を理由に贈与の大幅に増加させ
ることは難しいとして、円借款の充当に傾いている。

しかし、日本の円借款は、貧困削減にあまり貢献しなかっただけでなく、成長に
も寄与しなかった。これは、アフリカ諸国の多くが債務累積・延滞に追い込まれ、
日本も債務削減を余儀なくされたことで明らかだ。円借款に頼る姿勢は、
「アフリカ支援は無償を中心とする」とした小泉国際公約からも逸脱している。

提案されている支援の筆頭には、経済性が疑問視されるアフリカ大陸スーパー
ハイウェイがあげられている。巨大インフラ建設と、アフリカの現実との落差は
大きい。過去の教訓を踏まえ,貧困者の視点からの提言の再考を望みたい。

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●インドがサハラ以南アフリカ諸国への支援を確認

7月5日、エチオピアを訪れていたインドのムカルジー外相が、エチオピアとの
投資相互推進保護や科学技術・教育分野における協力などが盛り込まれた
5つの協定に調印した。

その前日にインド外相はアディスアベバで大使会議を招集、インドによるサハラ
以南アフリカ諸国支援を再確認、この地域の大使らに対して開発パートナーシ
ップを拡大することを指示した。

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●ダルフールへ自衛隊派遣を検討

政府は、紛争が続くスーダン・ダルフール地方へ自衛隊を派遣する可能性に
ついて検討に入った。ダルフール紛争は今のところ当事者間の停戦合意など
PKO参加五原則を満たしていないが、難民が流出しているチャドとスーダンの
間で和平合意が成立すれば、チャド側で人道支援が可能性になるだろうとの
見方が出ている。

ダルフール紛争は国際的に大きな問題になっており、来年日本で行われるG8
サミットで議題に上るのは避けられない。自衛隊派遣は、サミットで日本が
議論を主導するためにも人的貢献が避けられないとの判断で検討された模様。


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*☆★ 国際機関等の動き ★☆*
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●国連人口基金が白書発表、アフリカの都市の貧困化を懸念

6月27日、国連人口基金は「世界人口白書2007」を発表した。白書は、2008年
には世界人口の約半数である33億人が都市で生活し、2030年には約50億人に
まで膨れ上がると予測している。

増加する人口の多くは途上国の貧困層で、特にアフリカとアジアの都市人口は
2000年から2030年の間に倍増するとみられている。

サハラ以南アフリカの一部では、干ばつ、飢饉、民族紛争、内戦、戦争によって
土地を追われた人々の移動が都市化の主な原因になっていると指摘。都市の
貧困化が最も顕著な問題の一つになっているとしている。

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●国連がMDGs中間報告を発表、ODA増額を求める

7月2日、国連はミレニアム開発目標(MDGs)の達成状況をまとめた中間報告
書を発表した。

報告書によると、1日1ドル未満で生活する貧困層の割合は、1990年の32%
から2004年は19%に減少。2015年までに貧困人口を1990年時点の半分に
減らすという目標は、ほぼ達成できる見通し。

一方、エイズによる死者は01年の220万人から06年は290万人に増加。
妊産婦の死亡も毎年50万人以上に達し、その大半がサハラ以南アフリカに
集中している。アフリカではMDGsが掲げるいずれの目標も実現のめどが
立っていない。

先進国のODA総額は05年の1068億ドルから06年の1039億ドルへ、1997年
以来初めて減少。05年のG8サミットで合意されたアフリカ援助倍増の約束も
果たされていないと指摘し、先進国に援助の増額を訴えている。

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●AU首脳会議へ日中首脳がメッセージ送る

7月3日、ガーナで行われていたアフリカ連合(AU)の第9回首脳会議が閉幕
した。今回の議論の中心は「アフリカ合衆国構想」。この構想について次回
首脳会議までに報告書をまとめることとなった。
スーダン西部ダルフール地方の紛争やソマリア情勢などについては進展が
見られなかった。

会議には、日本の安倍首相と中国の温家宝首相がそれぞれメッセージを送っ
た。安倍首相の文書はアフリカ諸国に国連安保理改革実現を求め、来年の
TICAD IVへの参加を呼びかけるもの。一方、温首相は会議開催を祝福する
簡潔な内容。

近年、資源獲得を視野に積極的なアフリカ外交を展開する中国と、安保理
改革を実現させたい日本との競演となった。

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*☆★ Voice from Africa ★☆*
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●「質問多いね!」

(エチオピアコーヒー名産地 イルガチャッフェ豆洗浄・選別工場長)

アフリカの小学校の授業の一般的なスタイルは、先生が一方的に板書をしなが
ら講義をするというものです。子どもの声がすると思ったら、だいたいが先生の後
に続く復誦です。

そう、クラスの中で積極的な質問はほとんど聞かれません。

学生は教室の外でも大学生になっても質問の習慣がないため、あるいは先生の
権威が絶対だからか、黙々と知識を吸収しています。大人になっても、質問がで
きないから、わからなくとも、「はい」と言います。エチオピアで暮らしていた頃、
「わからないんだったら、聞いて!」と我が家のスタッフに対して一人で怒ってい
たものです。しかし冷静に考えてみると、彼らは質問ができる環境で訓練されて
いないんですよね。

そんな中、アフリカ理解プロジェクト代表の白鳥くるみさんとTCSF理事の白鳥清
志さんと一緒にエチオピアコーヒーの名産地、イルガチャッフェに行くことにしました。

アジスアベバを早朝6時に出発し、ケニアまで続くきれいな舗装道路を突っ走って
も到着したのは正午。これだけ遠いイルガチャッフェですが、百聞は一見に如かず、
行ってみる価値は十分にあります。

とにかく緑も人々の生活もエチオピアの一般的な農村と比べるととても豊かに見
えます。コーヒーの生豆を洗浄し、選別する工場は、きれいな湧き水が出る山の
斜面に位置していました。残念ながら工場は稼動していなかったため、コーヒー
農家の農民と洗浄・選別要員が総勢数千人も作業している圧巻の光景は見られ
ませんでしたが、工場長が通訳を介してプロセスを簡単に説明してくれました。

通訳の説明が終わらないうちに、3人が代わる代わる我も我もと質問するものだか
ら、工場長は圧倒されたようです。質問が落ち着いたときに工場長が発したのが
冒頭の一言。

彼にとって、見学に来るお客様は「説明をだまって聞く人たち」という考えがあった
のでしょう。

「イルガチャッフェ」ブランドの商標が取れた今、地域の人たちは経済的にはさらに
豊かになるでしょう。その豊かさと引き換えに、豊かな自然が失われなければい
いなという思いを胸に帰途につきました。(國枝美佳)

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◇◆ お知らせ ◆◇
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●ご協力ください!「アフリカ2008キャンペーン」用寄付サイト

TCSFが事務局を務める「アフリカ2008キャンペーン」(後援:外務省)への
寄付サイトを通して寄付をしていただくと、寄付金の90%がアフリカで活躍
する日本のNGOの支援に、残り5%ずつをキャンペーンとNGOアリーナ(*)
の事業に使われます。

*「NGOアリーナ」は、国際協力・環境NGOの活動を支援する寄付サイトです。
--->寄付は、こちら http://www.ngo-arena.org/ の「アフリカ2008キャン
ペーン」ページから願いします。

「アフリカ2008キャンペーン」の詳細についてはこちらをご覧ください。
---> http://africa2008.blog.shinobi.jp/

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●【アフリカ政策市民白書2006】出版について

TCSF白書WGが総力を挙げて取り組んできた「アフリカ政策市民白書2006~
アフリカ開発と市民社会~」(白書第2号)が晃洋書房から出版されました。

購入ご希望の方は、お近くの書店か晃洋書房(TEL:075-312-0788)に
ご注文ください。税込1,470円です。
インターネット書店から購入される方は、ぜひTCSFのウェブサイトにリンク
している【amazon】から書名を指定してお申し込みください。
購入代金の一部がTCSFの活動資金となります。

こちらにリンクしている【amazon】から---> http://www.ticad-csf.net/

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◇◆編集後記◆◇
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ちょっと前の話になりますが、年末年始、バングラデシュへ8日間ほど遊び
に行きました。ダッカや村で何をしていたかというと、泊めてもらった友人の
親戚や知人のおうちめぐりです。おしゃべりして、ごちそうになって、帰る、の
繰り返し。こうして多方面との絆を深めておくと、なにかのときに助かるので
しょうね。でもいちばんのメリットは、楽しいってことですね。

アフリカも似た状況だと思いますが、こうした楽しみは日本の私たちも少しマネ
してもいいのではないでしょうか。 (週末までパソコンに縛られている下村より)

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【お問い合わせ・ご感想について】
この『TCSFメールマガジン』の内容に関するお問い合わせ、ご感想等は
こちらの宛先にお願いします。  E-mail:info@ticad-csf.net
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【会員募集中】 ~知る・つながる・広がる―共に創る、アフリカの未来~
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●TCSFでは、一緒に活動してくださる方、またサポートしてくださる方を募集し
ています! 活動に関心があり賛同してくださる方なら、どなたでも歓迎です♪

   ◆個人会員 8,000円/学生会員  5,000円
   ◆団体会員 30,000円/非営利団体 10,000円
   ◇個人賛同会員 年額1口 20,000円(1口以上)
   ◇団体賛同会員 年額1口 50,000円(1口以上)
   ◆ご寄付など
詳しくは、こちら--->http://www.ticad-csf.net/

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■発行元■
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特定非営利活動法人 TICAD市民社会フォーラム(TCSF)

〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-21-1
早大西早稲田ビル7F プロジェクト室613-6号室
早稲田大学 アジア太平洋研究センター気付
電話&ファクス:03-5286-8261
E-mail:office@ticad-csf.net ホームページ:http://www.ticad-csf.net/

発行責任者:大林 稔
編集責任者:渡瀬のり子 編集:広報チーム

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