Viva ! Africa  【 TICAD市民社会フォーラム メールマガジン 】

► 第19号 2006.2.16発行
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TCSFメールマガジン   NO. 019                          2006.2.16
Viva! Africa -People's network across continents
ビバ アフリカ!- 大陸を越えた市民のネットワーク

発行:TICAD市民社会フォーラム(TCSF) http://www.ticad-csf.net/
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皆さま、こんにちは。いつもご支援ありがとうございます。

TCSFメールマガジン 第19号 をお届けいたします。
━━━━━━━━━━━━━ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■TCSFについて
■イベント情報
・ 世界銀行情報センター(PIC東京)/TCSF共催
 駐日チュニジア大使とのコーヒーアワー  2月21日(火)18:30~20:00
・TCSF 白書WG勉強会            3月3日(金)18:30~
・TCSF 西日本部会主催 「アフリカ講座-国際協力編」 5月13日、14日

■各ワーキンググループ(WG)より
・白書WG、今年度白書作成に向けて始動
・パートナーシップ・セミナーに向けてマラウイで現地調査
・「TICADアフリカ平和の定着会議」へ日本とアフリカのNGOからメッセージ

■Topics
・ODA一元化のさまざまな動き
・日本政府がアフリカの平和の定着へ35億円の無償資金協力
■国際機関等の動き
・マリで世界社会フォーラムを開催
・スーダンでアフリカ連合総会が開催
・WHO、鳥インフルエンザのアフリカ到達で声明

■Voice from Africa
・FGMと女性の選択(スーダン)
■事務局より
・アフリカ出張報告

■編集後記

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【TCSFについて】
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TICAD市民社会フォーラム(TCSF)は、日本のアフリカ政策が真にアフリカの民衆
の役に立つよう、日本政府・国際社会に働きかけを行っていくことを目的に
(1)アフリカ・アジア・日本の市民社会間のネットワークを構築し、(2)日本の
対アフリカ政策および援助に関する調査分析・提言を行うシンクタンクを設置し
(3)TICAD共催者や日本政府に対するアドボカシー活動を行っております。

▲2月16、17日の2日間、エチオピアにおいて「TICAD平和の定着会議」が開催さ
 れています。TCSFもオブザーバーとして出席、「平和の定着には政府だけでな
 く、市民社会の役割も大きい」ことを主張し、次回のアフリカ開発会議(TICAD)
 からは、市民社会がTICADの正式なパートナーとして参加が認められるよう
 求めます。

TCSFの活動詳細については、TCSFウェブサイトをご覧ください。
--->http://www.ticad-csf.net/

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【イベント情報】
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● 世界銀行情報センター(PIC東京)・TICAD市民社会フォーラム(TCSF)共催
  駐日チュニジア大使を囲むコーヒーアワー

日時:2月21日(火) 18:30~20:00

会場:世界銀行情報センター(PIC東京)
  東京都千代田区内幸町2-2-2富国生命ビル1階
http://www.worldbank.or.jp/01tokyo/02tokyo_office/tokyo_office_location.html

今回は、在日アフリカ外交団長のサラ・ハンナシ駐日チュニジア大使をお招きし、
チュニジアの自然、文化、社会、経済などについて、ビデオ映像もまじえて
お話しいただきます。

日本語の逐次通訳が付きます。参加費は無料です。

本企画は、アフリカ諸国の駐日大使をお迎えし、世界銀行東京事務所とTCSFが
が共同で開催するコーヒーアワー・シリーズの第3回目です。
コーヒーを飲みながら、大使のお話を直接うかがうチャンスです。どなたでもお気軽
にご参加いただけます。

申し込み:会場準備の都合上、参加を希望される方は、お名前、ご所属、ご連絡先
をメール(ptokyo@worldbank.org))にてPIC東京宛にお申し込みください。


●TCSF 白書WG勉強会

テーマ:アフリカの市民社会について、ほか

日時:3月3日(金)18:30~

場所:早稲田大学アジア太平洋研究センター
地図---> http://www.wiaps.waseda.ac.jp/default.asp

勉強会への参加は自由です。参加される方は当日直接会場までお越しください。


●TCSF 西日本部会主催 「アフリカ講座-国際協力編」

西日本部会では、JICA兵庫のご協力により「アフリカ講座-国際協力編」を開催
することになりました。
内容等詳しくは追ってご連絡いたします。

開催日:5月13日(土)、14日(日)

場所:JICA兵庫(兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1-5-2)
地図---> http://www.jica.go.jp/branch/hic/jimusho/access.html#map

ただ今、この講座の準備および当日のさまざまな業務に関して、ボランティアと
してご協力いただける方を募集しております。
興味、関心をお持ちの方は当方までご連絡いただければ幸いです。

連絡先:龍谷大学経済学部 大林研究室 電話:075-645-8432
    または
    神戸学院大学法学部 杉木研究室 電話:075-974-1551
    e-mail: asugiki@law.kobegakuin.ac.jp

なお、すでに東京では「アフリカ学講座」初級、中級編が昨年開催され、大盛況
のうちに終わっております。

過去の東京での講座については、TCSFウェブサイトをご覧ください。
 ---> http://www.ticad-csf.net

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【各ワーキンググループ(WG)より】
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●白書WG

白書WGでは昨年12月、アフリカと日本の市民の共同作業による『アフリカ政策
市民白書』第1号を発表しました(白書はTCSFウェブサイトよりダウンロードで
きます)。

白書第1号は、日本の対アフリカ政策がアフリカの発展と貧困削減以外のことに
左右されてきたと指摘し、今後はアフリカ民衆の人間的発展に政策目標を定める
こと、その実現のために、アフリカ・日本の市民社会に政策プロセスへの参加を
認めることを求めています。

現在は白書の製本版(日本語)出版に向けて詰めの作業を行っており、英語版に
ついても作業を進めています。もうしばらく、お待ち下さい。

2月9日(木)に行われた白書WGの会合では、1)第1号のレビュー、2)第2号テーマ
の検討、3)今後の実施体制・スケジュール、が話し合われました。
よりよい白書を目指し、今年も頑張っていきます!


●パートナーシップ・セミナーWG

パートナーシップ・セミナーWGは、アフリカ社会にとって適切な援助を探るため
現地NGOの声を聞いたり、現地NGOがアクセスできる日本の援助資金を紹介したり
するセミナーをアフリカで開催しています。

今年はマラウイとエチオピアで開催すべく、関係者と準備、調整をはじめ、マラ
ウイを訪問し現地調査もしました。

現地NGOからは、日本のODAについての情報がもっと欲しいという声が多いようで
す。現地NGOとの協力体制ができつつあります。

最新の議事録はこちらからどうぞ。---> http://www.ticad-csf.net/


●アラートWG

2月16日から17日まで、エチオピアのアジスアベバで開催されている「TICAD
平和の定着会義」に向けて、この分野で活躍する日本とアフリカの市民社会組織
から次のようなメッセージを頂いております。

「和解と共生を促進していくことにも力を注いでいくべきである」
             (アフリカ平和再建委員会)

「アフリカにおける市民社会全体のエンパワメントも重要な課題として扱ってほ
 しい」(難民を助ける会)

「紛争が終結しても、再発の可能性がある地域では(中略)集中的に復興支援を
 することで、再発の予防を」(JEN)

「文化的多様性は相違を招くのではなく、建設的な価値として活用されるべきで
 ある」(Ethno-Net Africa:カメルーン)

「政府と市民社会との間の透明性とパートナーシップなくして、アフリカの平和
 を達成することは困難である」(Justica Ambiental:モザンビーク)

以上は、メッセージのごく一部です。
全団体のアフリカ平和定着における活動実績やメッセージについては、ブログを
ご覧ください。
---> http://blog.livedoor.jp/ticad_csf/

また、このメッセージを掲載した『アフリカ・アラート通信号外』を近日中に
発刊する予定です。TCSFウェブサイトのチェックをお願いいたします。

▲各WGの活動の詳細は、こちら---> http://www.ticad-csf.net/


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*☆★ Topics ★☆*
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●ODA一元化のさまざまな動き

2月7日、経済同友会は日本のODAに関する提言を発表、現在13省庁にまたがって
いるODAを統合し、「国際協力庁(仮称)」を内閣府に置くよう求め、ODA実施
機関も一元化するよう提案した。

2月8日、自民党のODA改革に関する会合において、外務省の無償資金協力と国際
協力銀行(JBIC)の円借款の実施機能を、国際協力機構(JICA)に統合する方針
が了承された。

2月13日に開かれた「海外経済協力に関する検討会」では、複数の委員が「JBIC
の役割は大きい」とし、JBIC存続論を主張した。


●日本政府がアフリカの平和の定着へ35億円の無償資金協力

2月14日、政府はアフリカ5カ国(スーダン、コンゴ民主共和国、ブルンジ、リベ
リア、シエラレオネ)に対し、平和の定着を支援することを目的として総額
約3,300万ドル(約35億円)の緊急無償資金協力を行うことを決定した。
当支援が紛争被災民の社会復帰・再定住やコミュニティー復興、地雷対策などを
促進し、アフリカの平和の定着に資することが期待されている。


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*☆★ 国際機関等の動き ★☆*
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●マリで世界社会フォーラムを開催

1月19日から23日まで、マリのバマコにおいて世界社会フォーラムが開催され
た。
世界社会フォーラムとは、政財界のトップが集まるダボス会議に対抗し、社会問
題に携わってきた人々が現在の問題と望ましい未来について語り合うもの。
初めてアフリカで開催された当フォーラムでは、従来の南北格差や貧困問題など
に加え、女性の性器切除(FGM)や債務問題など、アフリカの問題についても
話し合われた。

●スーダンでアフリカ連合総会が開催

1月23、24日、スーダンの首都ハルツームにおいて、アフリカ連合(AU)の総会
が開催され、アフリカの平和構築や経済開発などについて話し合われた。
24日にはナイジェリアのオバサンジョ大統領の議長退任に伴う新議長選出が行わ
れ、コンゴ共和国のサスヌゲソ大統領が就任した。議長交代の場合、慣例として
会議開催国の元首が新議長に就任するが、スーダンのバシル大統領の就任には人
権抑圧などを理由に反対する加盟国が続出した。
次回の首脳会議は6月にガンビアのバンジュルで開催される予定。

●WHO、鳥インフルエンザのアフリカ到達で声明

強毒性のH5N1型鳥インフルエンザの感染がナイジェリアで確認されたことを
受け、2月9日、世界保健機関(WHO)は声明を発表した。
声明は、ナイジェリアは渡り鳥のルート上に位置するアフリカ諸国の一つであり
近隣諸国へウイルスが広がる可能性を警告し、すべての国が対策を講じることを
求めている。
アフリカ諸国はすでにHIV/エイズや結核、マラリア、呼吸器系感染症など多く
の感染症と闘っており、病気がH5N1型と特定することが難しいと述べている。


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*☆★ Voice from Africa ★☆*
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●「権利とは物ごとを選択する自由だと思う」

(スーダン連邦社会福祉省の女性のエンパワーメントとジェンダー主流化
 プロジェクト担当者の発言)

スーダンでは、国連の推計によると、89%の女性がFGM(女性性器切除)を受けて
いるとされる。
近年スーダン政府はFGM廃絶プロジェクトを連邦保健省・連邦社会福祉省を中心
に進めている。

2005年10月に連邦社会福祉省担当者へのインタビューの中で、廃絶の可能性を
たずねたところ、FGMが慣習として長く続けられてきたために、時間がかかる
可能性を指摘した。彼女はスーダン女性自らが「FGMを受けることを選択」して
きた状況を配慮する必要があると述べた。

彼女は、FGM問題で重要なのは女性の教育であり、意識を変革させる重要性を続
けて指摘していた。

彼女のセリフはFGM問題が、単純に人権問題として割り切れない状況を示すと
同時に、「知ること」の重要性を指摘している。女性たちに伝え、物ごとを改善
していく、彼らの努力に期待したい。(長島美紀)


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*☆★ 事務局より アフリカ出張報告 ★☆*
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1月21日から1月31日まで、日本の援助スキームについての意見収集とパート
ナーシップ・セミナー開催準備調査を目的として、タンザニア、マラウイ出張へ
行ってまいりました。

出発当日から大雪に見舞われ、飛行機の遅延、さらにはタンザニアでロストバゲ
ージと不運なことが続きましたが、調査については現地在住のTCSF会員の方の
協力を得て、予定通り行うことができました。

タンザニアでは、4つのNGOを訪問。ケニアに比べると歴史的背景から市民社会、
NGOはまだ弱く、「NGOに対する制度支援が必要」とどの団体からも同様の意見を
聞くことができました。

マラウイでは、7団体を訪問。日本の援助を受給している団体も訪問しましたが、
それ以外の団体では、日本の支援についてほとんど情報がなく、日本がアフリカ
に対してどのような援助方針であるのか、何が支援でき、何が支援できないのか
聞く機会は重要であると意見をもらいました。

マラウイでのパートナーシップ・セミナー開催の必要性を感じ、また、パートナ
ーシップ・セミナーを支援してくれる団体も見つけることができました。

今年の夏に向けてセミナーWGではパートナーシップ・セミナー開催準備を始めて
おります。関心のある皆様、ぜひご協力をお願いいたします。(伊藤)

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◇ ◆編集後記◆◇
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以前、このメルマガでも紹介した映画「ホテル・ルワンダ」が、多くの人の努力が
実り日本でも上映されています。東京では1月までの上映予定が、連日の盛況
ぶりに2月まで延期されました。ハリウッド映画ということで賛否はあるようです
が、あの暴動の半年前に現地にいた私にはとても懐かしく、また良くできている
と思いました。
この映画のお陰で、アフリカに行ったことの無い多くの人も、関心をもってもらう
ことができたわけだし、映像の威力ってすごいですね。

映像と言えばもうひとつ。マラウイにいる友人から、マラウイの協力隊の隊員達
が協力して作ったHIV/AIDS啓蒙の曲が、現地で一躍大ヒットしてると聞きまし
た。先日、日本のテレビでも紹介されたのでご存知の方も多いと思います。
その曲のビデオ・クリップが繰り返し放映されたりしたお陰で、啓蒙にもとても
効果が出ているとか・・・なんと頼もしい。(のり子)

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編集責任者:渡瀬のり子 編集:広報チーム

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