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►2008.07.07
【情報提供76】洞爺湖アフリカ議題についてのブリーフィング(メモ)
アフリカに注目されているメディア関係者の皆さま
今、ルスツの国際メディアセンターからです。
現場でたくさんの方にお会いでき、嬉しかったです。(取材も皆さんありがとうございました)
アフリカNGOとともに、10日朝までおりますので是非今後ともよろしくお願いいたします。
事後報告になりましたが、本日二つの記者会見を実施しました。
また、先ほどモニターで見ることができた、木寺審議官によるアフリカ議題についてのブリーフィングのメモをあわせて送ります。(あくまでも、メモなのでそのまま引用しないようにお願いいたします)
1.第一回目の記者会見(本日10時~11時)
1回目は、3日の東京での記者会見と同様、TNnetとG8NGOフォーラム、アフリカNGOとともに実施しました。「洞爺湖G8サミットに向け、アフリカNGO・農民女性の声~主要議題「開発・アフリカ」についての提言~」
2.第二回目記者会見(本日15時半~16時15分)
2回目は、G-CAP(Global Call to Action against Poverty)と以上の団体が開催しました。アフリカ人のみ前に並び、「Africa Voices Speakout on G8 Summit」というタイトルで開催し、国際メディアがたくさん来てくれました。今終わったところです。
3.政府側の記者ブリーフィング(今)
木寺審議官がブリーフィングしています!
最初の部分が聞こえなかったので、食料問題から書きます。
<以下、木寺審議官>
農業生産性を高めるための種子と肥料の支援が必要という話がされた。
アフリカでは一年に3か月しか雨が降らないので、水の管理・支援をしたい。アフリカ首脳からは、日本がTICADで打ち出したクールアースパートナーシップを活用して支援してほしい、技術もほしいという要望を受けた。
投資貿易が成長持続のために重要だという意見が出て、G8側からもドーハ交渉が早くまとまることが重要(アフリカの製品が市場アクセスを得られることが重要)という指摘があった。
石油価格の上昇について。G8のリーダーシップを、支援や手当についてよろしくという声が出た。
G8側から様々なコミットメントがなされるが、それがどの程度達成されるのか、どの程度不十分なのか、モニタリングが十分でないという発言がいくつかあった。G8の側から、アフリカの開発の会議というのは色々あり、色々な場で行われている。会議の数が足りないのではなく、サミットでの約束がどの程度行われて、行われていないのか、に焦点を当てて、もっと精緻な議論をという提案があった。この点については整理の上、次の議長国イタリアと一緒に考えたい。何ができるかよく考えてみよう。
<=先送り!!!と今、聴いているNGO側からの不満の声
これについては、APFというアフリカとG8との対話の場を設けており、4月に東京で第10回目が開催された。これの機能についても考えたい。
G8側から、アフリカ諸国のグッドガバナンスがいい方向に前進しているということに基づき、ジンバブエの問題をかなり話し合った。決選投票二回目投票は民主的に行われていない。ムガベ大統領の正当性は認められない。アフリカ全体が良くなっている中で、ジンバブエの問題はアフリカ全体にとって大きなマイナス。すでにジンバブエに対し制裁を取っている国は制裁を強化すべき。ジンバブエの現状に早く解決策を求めるべきという主張もあった。G8側からも、6月30日、7月1日にAUの決議とSADCの調停を支持するが、早期の解決を望むという提言をした。これについては、AU決議とSADCの調停されるという応答があった。
ムガベ大統領は数年の内に政界を去るだろうという話。ムガベ大統領に圧力をかけることは、国内の大きな対立を引き起こしかねないので慎重にすべきという考え方も披露された。現在、ジンバブエという国は正当性があるかないか別として、ムガベ大統領がいて、3月の選挙で議会で構成されている。MDCは101議席、別の会派は10議席、ムガベ派は99議席、独立無所属が1議席。しかし、政府ができておらず、AU連合は挙国一致政府をつくれといっている。今この努力が行われようとしているという説明があった。
ジンバブエについては意見交換が主で、結論は出ておらず、明日
また議論が続けられる予定。
======質疑応答============
質問:食料については、自給を目指すということか?米の生産倍増とどういう関係があるのか?
答え:緊急食料支援を短期的にはする。食料供給が十分でなくてはならず、アフリカでは食料の自給ができていない。食料が生産できれば紛争も減るので、食料が増えるための技術協力や種モミや肥料、殺虫剤を供給する。日本については、灌漑やハイブリッドを支援し、各国得意分野を支援する。TICADについては、ネリカ米を普及しようとしていることについて話したが、日本はコメの生産に注目して倍増を発表した。
質問:アフリカ農家を支援するために、小麦やメイズの関税障壁による保護について話し合われなかったのか?
答え:そういう議論はなかった。
質問:
答え:農業支援するための手立て・資機材・技術協力など多様であり、それらを支援する。
質問:食料高・原油高で発生しているアフリカでの暴動などについて訴えた国、G8側への解決を求める声があったか、聞きたい。
答え:そういう国はいなかったが、ドルが弱くなると、ユーロで購入することになり、ユーロで買うと非常に高くなり、非産油国であると辛いという話があった。
質問:バイオ燃料について
答え:バイオ燃料について今日の議論は特になかった。これをどうするという話ではなかった。
質問:温暖化についての言及は?
答え:ない。
質問:再度質問。食料との関係でバイオ燃料が本当に話題にならなかったのか?原油高による肥料の価格の高騰については?
答え:特に指摘する人はいなかった。肥料高についても、農業生産を向上させるための良質な趣旨と肥料と農器具、殺虫剤についての言及しかなかった。最近会った農業省の人の話では、苦労して種子を確保したが、一定の肥料の価格が高いので、当初の生産があげられない。地域紛争の解決にも資するのに、という発言があった。
質問:コミットメントについて、不満の声がアフリカ首脳からそういう声があがったのか?
答え:どの程度達成されているか分からないので、分かるようにしたほうが良いのではないか、という提案です。また、額がいくら足りないという話は誰も言いださなかった。
答え:アフリカ支援を4倍増しようとしているということである統合体の努力も披露された。
質問:食料問題はどれぐらいの時間が割かれたのか?アフリカ側からの要望という形だったのか?
答え:食料問題かなり議論された。アフリカが直面している大きな問題であることは間違いない。MDGsについて9月に国連事務総長からも国連で議論するのでよろしくという発言もあった。MDGsと同じかそれ以上に食料問題が話し合われた。
質問:MDGsのどの部分が議論されたのか?
答え:G8首脳の共通認識は、このままほっておけばなかなか達成できない、あるいは達成できないと認識している。今年は中間年に当たるということで、9月25日国連でMDGsの会議が開催される。先進国が新たな支援策を持参し、アフリカもより効果的な策を持参するということで波長があっている。水、「すべての人への学校」、グローバルファンドをやっていこうという意見が出た。2015年までにぜひ達成できないという状況を変えていこうというのがその場の雰囲気。
<=Education for AllをSchools for Allと言っている・・・時点でNGOからは驚きの声続出・・・。アフリカ審議官がこれでは・・・。学校建設第一の日本の特徴が出ましたね。
質問:ジンバブエ問題の提起者は先進国側かアフリカ側か?
答え:ジンバブエについては色々な形での言及があった。もしかしたらG8かもしれないが、いろいろな方が発言していた。アフリカ側の首脳からはアフリカとしてどう考え・受け止めているかの発言があった。
質問:ジンバブエについて、合意する場ではないということですが、強い懸念があったというコンセンサスがG8にあったといえるか?
答え:強い懸念についてのコンセンサスはあったといえる。アフリカ側もその懸念は良く分かるという議論であった。
舩田
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