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2007年10月 アーカイブ

2007年10月11日

第42回:クリスチャンが教えてくれたイスラムの教義 マラウイ

第42回:クリスチャンが教えてくれたイスラムの教義 マラウイ

■「ムスリムの場合は、面倒さえ見ればたくさん奥さんを持っていいんだ。
宗派によって持てる数は違うけれど、2人、4人、6人、と必ず偶数なんだ。
それは奥さん同士でおしゃべりする相手がいて、寂しくないようにするためなんよ。」
(クリスチャン、30代前半の男性)

■マラウィアンは“My hobby is chatting”というくらいおしゃべり好き。
仕事で遠出すると、移動中の車の中でおしゃべりがはずみます。

この前、エネルギー局の同僚2人と地方電化の調査で未電化村に出かけ、電気を使う可能性のある施設としてメイズミル(とうもろこし製粉所)やお店、学校や保健所のほか、教会やモスクの数を調査しました。それで次のサイトへの移動中、いろいろな宗教で許されていること、いないことが話題になりました。

「クリスチャンの場合、カトリックはお酒を飲んでいいけど、長老派は飲んじゃ駄目なんだ。だからお酒を飲みたかったらカトリック教会のメンバーになった方がいいよ」などと冗談半分で話していた彼ら。

ムスリム人口は2割と言われるマラウイで、クリスチャンの彼らがしたり顔で説明してくれたイスラムの教義がこれ。

私はイスラムの教義にはまったく疎いので真偽の程はわかりかねるのですが、「おしゃべりする相手がいて寂しくないように」というあたりが、おしゃべり好きなマラウィアンらしい解釈だと思い、おかしくなりました。(本当だったりして。どなたか教えてください。 小林由季)

第43回:僕は、この国を去らない ジンバブエ

第43回:僕は、この国を去らない ジンバブエ

■「この国は、みんなが去りたいと願っている国なんだ。
だけど僕は、この国を去らない。ここは僕の国なんだよ」

              (ジンバブエ 30歳、男性、NGO勤務)

■いわゆるジンバブエ人ディアスポラとして国外に出てしまったジンバブエ人が400万人にのぼるとすらいわれています。

IMFは、ジンバブエのインフレ率(年率)が年末には10万%に到達するであろうとしています。
実際、政府による強制的な価格統制の導入が物不足に拍車をかけ、ジンバブエの経済状態はすでに崩壊状態になってしまいました。

医師や教師などのスキルある人々だけでなく、もはや国民の多くが南アなどの近隣諸国や英国へ職を求め、国内の家族を経済的に支えなくては生活ができない状態となりました。

政治的混乱と経済の悪循環は、豊かな国であったジンバブエを、その国民を追い詰めています。

この言葉を述べた彼は、政府に睨まれながらもメディア系のNGOで人権活動を行っている活動家のひとりです。(あふりかくじら)