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2008年05月 アーカイブ

2008年05月25日

第1回「野口英世アフリカ賞」受賞者決まる

2008.4.10  TCSFメールマガジン NO. 050 (2/2)

■第1回「野口英世アフリカ賞」受賞者決まる

政府は3月26日、アフリカでの疾病対策のためにつくした人に贈られる「野口英世アフリカ賞」の受賞者を発表した。

第1回受賞者は、英国のブライアン・グリーンウッド博士(医学研究部門)とケニアのミリアム・ウェレ博士(医療活動部門)。 グリーンウッド博士はマラリア対策として殺虫剤をしみこませた蚊帳の効用を証明、ウェレ博士は乳幼児の予防接種率引き上げやエイズ対策に尽力した。

授賞式は、横浜で開催される第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)の初日にあたる5月28日に行われる。

日本政府、ODA削減方針の転換を検討

2008.4.10  TCSFメールマガジン NO. 050 (2/2)

■日本政府、ODA削減方針の転換を検討

政府は4月7日までに、「骨太の方針」に盛り込んだ政府開発援助(ODA)の削減方針を増額に転換させ、対アフリカODAを5年間で倍増させる方針で調整に入った。

経済協力開発機構(OECD)が4月4日に発表した2007年のODA実績(暫定値)によると、日本は前年の3位から、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリスに次ぐ5位に転落。洞爺湖サミットでの議長国としての発言力低下につながる可能性が指摘されていた。

政府は、第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)で採択される行動計画に、ODA削減方針の見直しのほか、対アフリカODAの倍増明記も検討している。

G8開発相会合 アフリカ援助倍増の履行を確認

2008.4.10  TCSFメールマガジン NO. 050 (2/2)

■G8開発相会合 アフリカ援助倍増の履行を確認

4月5、6日、7月の洞爺湖サミットに向けた主要8カ国(G8)による開発相会合が
開かれた。

議長を務めた高村外相は、2007年の日本の政府開発援助(ODA)が前年比3割減となったことについて「極めて残念だ」と述べ、「減少傾向を底打ちさせ反転を目指す決意」を表明した。

アフリカ支援については、議長総括において「われわれは、グレンイーグルスでなされたODAに関するコミットメント、特に、2010年までにアフリカへの援助を倍増することに関するものの履行に取り組むことを引き続き強く決意している」とし、「自らの開発に対するアフリカ自身のオーナーシップを尊重しつつ、われわれは、地域統合、インフラストラクチャーの整備、貿易・投資環境の改善および農業生産性の向上を通じた、アフリカによる経済成長の加速化のための努力を支援する決意である」と述べた。

インド・アフリカ・フォーラム・サミット

2008.4.10  TCSFメールマガジン NO. 050 (2/2)

■インド・アフリカ・フォーラム・サミット

4月8、9日の2日間、ニューデリーにおいて、初のインド・アフリカ首脳会議となるインド・アフリカ・フォーラム・サミットが開催された。

サミットにはアフリカ14カ国が参加、貿易や資源開発、政治面での関係強化について協議した。近年アフリカとの結びつきを強める中国に対し出遅れた感のあるインドは、この機にアフリカでの影響力を拡大したいものとみられている。

日本政府が新たなアフリカ支援計画を表明

2008.5.16  TCSFメールマガジン NO. 051 (2/2)

■日本政府が新たなアフリカ支援計画を表明

5月28日から30日にかけて横浜市で開催されるアフリカ開発会議(TICAD IV)に向けて、日本政府はアフリカ支援の計画を発表した。

高村外相は4月23日に都内で行った講演で、「今後5年間でアフリカに約1000校、5500教室を建設し、約40万人の子どもに学び舎を提供する」と述べた。

4月25日には、世界的な食料価格の高騰に伴う飢餓や貧困拡大を防ぐため、アフリカを中心に食料援助を実施することを発表。今後3カ月間で行う総額1億ドルの緊急食糧援助のうち、半分がアフリカ向けとなる。
「食料」はTICAD IVの議題の一つとなっており、日本は2018年までの10年間で、アフリカ諸国のコメ生産倍増を目指した支援を計画している。

TICAD IVの期間中、福田首相は会議に出席するすべてのアフリカ首脳(5月10日時点で42カ国)と個別に会談する予定。

アフリカの天然資源枯渇への早急な対応を

2008.5.16  TCSFメールマガジン NO. 051 (2/2)

■アフリカの天然資源枯渇への早急な対応を

5月7日、国連工業開発機関(UNIDO)のユムケラ事務局長は毎日新聞との会見で、「今、対策を取らないと、アフリカ人口が2倍の19億人になる2050年には、アフリカの天然資源は枯渇する」と語った。

「アフリカは原油や天然ガスなど資源を供給しても自ら価格を決められず、経済のグローバル化の犠牲となった」とも指摘、国際社会の早急な対応の必要性を強調し、TICAD IVへの期待を述べた。

アフリカ開銀が08、09年のアフリカ経済成長率を5.9%と予測

2008.5.16  TCSFメールマガジン NO. 051 (2/2)

■アフリカ開銀が08、09年のアフリカ経済成長率を5.9%と予測

アフリカ開発銀行(AfDB)は5月11日に「2008 African Economic Outlook」を発表した。

同報告書は、07年の経済成長率は5.7%になると推定、08年と09年はさらに伸び、5.9%に達すると予測している。

特に石油輸出国の伸びが大きいとする一方、スーダン・ダルフール地方の人道危機やジンバブエの経済崩壊、チャド、ケニア、ソマリアの政治的暴動など、成長を後退させかねない問題を抱える国があることも指摘している。

バイオ燃料ブームへの懸念が広がる

2008.5.16  TCSFメールマガジン NO. 051 (2/2)

■バイオ燃料ブームへの懸念が広がる

アフリカではガーナ等で大規模なバイオ燃料栽培プロジェクト計画に批判が高まっているが、国際機関の間でも、バイオ燃料ブームへの懸念が広がっている。

先日発表された国連のUN-Energyの報告書は、バイオ燃料の可能性を評価しつつも、環境破壊や食糧価格破壊の危険性に警告を発した。すでに昨年から国連のジャン・ジーグラー「食糧確保の権利」特別報告者は、食糧の燃料への転換は『人道的犯罪』であると断罪し、バイオ燃料プロジェクトを5年間凍結するべきだと批判している。

また、IMFもバイオ燃料は貧困者に深刻な影響を与えかねないと懸念を表明している。