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G8サミット、「アフリカにおける成長と責任」を採択

2007.06.14  TCSFメールマガジン NO. 040 (2/3)

■ G8サミット、「アフリカにおける成長と責任」を採択

6月6日から8日にかけてドイツのハイリゲンダムで行われた主要国首脳会議(G8サミット)において、首脳宣言「アフリカにおける成長と責任」が採択された。

同宣言は、過去10年間、多くのアフリカ諸国は発展したとしつつも、ミレニアム開発目標達成のためにはさらなる支援が必要とし、「良い統治と制度能力の強化」、「投資及び持続可能な経済成長の助長」、「平和と安全の促進」、「保健システムの向上とエイズ、結核、マラリア対策」の分野でアフリカを支援
するとしている。
アフリカ大陸でのエイズ、マラリア、結核対策のために、600億ドル相当の援助資金を供与することも盛り込まれた。

美しい修辞の陰に、この宣言はG8諸国が2005年グレンイーグルス・サミットやミレニアム開発目標での資金的約束を果たす意欲がないことを告白している。このため2008年の自国でのG8開催に向けて日本政府の責任は重い。

日本は主催国としての指導力が問われるのはもちろんだが、それ以上にアフリカの貧困者やHIV/エイズ治療を求めている人々に必要な資金が調達されるかは日本の決断に大きく依存している。

日本が経済規模からみて恥ずかしくない水準にODA負担額を回復し、加えてアフリカ支援に関心を振り向ければ、不足している資金のかなりの部分を補うことができるからだ。