第13回TNnet会合 議事録
日時:2008年2月29日(金) 14:00~16:00
場所:早稲田大学19号館 610号室
【参加団体】
アフリカ理解プロジェクト、アフリック・アフリカ、TICAD市民社会フォーラム、(特活)アフリカ地域開発市民の会、(特活)アフリカ日本協議会、(特活)草の根援助運動、(特活)サパ=西アフリカの人達を支援する会、(特活)難民を助ける会、(特活)横浜NGO連絡会、特定非営利活動法人DPI日本会議、日本リザルツ、プラン・ジャパン
【報告事項】
①政策チーム、PRチームのメーリングリスト設置の報告【山田】
②木寺審議官への面談(2月13日)の報告【舩田】
③APFへ向けた外務省との面談(2月13日)の報告【高木】
④PRチーム報告:アフリカンフェスタへ向けた動き+TNnetの戦略【リザルツ 五味】その他、PRチームの活動進捗状況報告【林】
⑤アフリカNGOとの懇談会(2月22日)の報告【AJF 斉藤】
⑥TNnetへのカンパの報告【TNnet事務局 西岡】
【審議事項】
①TICAD閣僚会議の準備【TCSF 舩田クラーセン】
○参加・招待NGOの確認
○市民社会準備会合の準備状況
○プログラム案
②VOICESの修正【WVJ 谷村】
③TICAD本番参加者選定のクライテリアについて【斉藤】
④TICAD直前会合・TICAD本番展示ブースについて【林・舩田】
⑤TICAD本番シンポジウムについて【舩田】
⑥第六回定期協議会の審議事項 【舩田】
⑦APFに向けての準備【舩田】
【報告事項】
(1)政策チーム、PRチームのメーリングリスト設置の報告
【報告】(TNnet事務局 山田)
1月のTNnet会合で決定したとおり、TNnet内での活動をチームごとに分け、各チームにメーリングリストを作成した。しかし、現在も、どちらのチームに参加希望か決定していない団体も多く残っている。再度、希望チームの選択を促すメールを配信する。
(2)木寺審議官への面談(2月13日)の報告【舩田】
【報告】(TNnet事務局 山田)
2月13日に、外務省へ赴き、木寺審議官との面談を行った。返答があったのは以下の4点。
要望については前向きに検討するという返答があった。
インターネット中継を行うことは確実
項目4について、時間配分は未定だが、必ず機会を設ける。
参加できる市民社会の数については、TNnetで精査するようにとの要望がある。
現状では、市民社会セッションは、当日に平行して行われる他の6つのシンポジウムの中の一つという扱いになっているようである。VOICESの返答を書面で受け取り、効率を上げるためにはロビー活動が有効である。
自民党が来週(3月1週目)に、TICADへ向けた提言書を発表するので、市民社会側の提言も次回の定期協議会(3月11日)までに返答を受け取れるように準備する必要がある。
(3)APFへ向けた外務省との面談(2月13日)の報告
【報告】(TNnet事務局 山田)
同じく2月13日に、APFについてのミーティングをアフリカ一課長及び事務官と持った。主なテーマは、外務省側から市民社会に対して何が出来るかという点である。今回はTICADもあり、予算が限られるので市民社会への資金面のサポートは難しい。それ以外であれば、施設の利用など、出来ることはある。
市民が参加できるものにして欲しいという要望は出しているが、返答へまだ来ていない。市民社会の準備会合を、4月に行うことは既に決定しており、施設の確保も出来ている。
今後も、引き続き、高木氏(ほっとけない)が窓口となる。
(4)APRチーム報告:アフリカンフェスタへ向けた動き+TNnetの戦略
【報告】(日本リザルツ 五味、TCSF 山田)
外務省サイドイベント担当から、アフリカンフェスタ参加希望団体をとりまとめるよう要請がある。アンケートの結果、45団体が参加を希望している。
アンケート結果に漏れがある状態なので、再度確認作業を行う必要がある。また、地方の団体が今後希望してきた場合への配慮として、見込み数を合わせて外務省へ報告することが確認された。
:その他、PRチームの活動進捗状況報告
【報告】(プラン・ジャパン 林)
<TICAD本番時の展示ブースについて>
3月上旬に、外務省プログラム委員会が行われるので、それまでに企画を作成する必要がある。
また、外務省内のブースでTNnetのスペースを作ることが出来ないか交渉する予定である。TNnetとして、外務省が予定しているトークショーを利用することができるのではないかとう議論がチーム内で行われており、活動報告としての役割も担えることから前向きに検討中。
事務局より、TNnetの名刺が作成されていることの報告がある。シールで作成し、各団体の名刺の裏に貼って使用することとしている。万が一、各団体の方針により、この目的で裏面を使用出来ない場合は、TNnetのロゴのみのシールを作成し、それを名刺に貼って使用する。
【議論・合意事項】
昨年度のアフリカン・フェスタ直後から、2008年はTICADと関連付けることが重要視されていたことから、今アフリカが様々な分野において取り上げられる理由などの、深い理解を広める機会になるのではないか、という意見が挙がり、それに対しレクチャーコーナーなどを利用してその様な活動を行えるとの見解で一致した。また、斬新な視点を取り入れるという点で、日本の中のアフリカ、日本に住むアフリカの人々を取り上げることも有効ではないかという意見については全会で合意した。
アフリカ内でTNnetの活動を広報する際に、現地市民社会のサポートは必須であり、アフリカの団体に対しサポート要請をすることの提案がPRチームから行われ、全体で合意した。
当日の運営スタッフはどの様に確保するのかという質問に対し、TNnetについて説明が出来るスタッフはシフトを組んで人員を現状のメンバーから確保し、その他補助的要員については今後ボランティアを募集することで対応するとの返答があった。
(5)アフリカNGOとの懇談会(2月22日)の報告
【報告】(AJF斉藤)
2月22日に行われたアフリカNGOとの懇談会では、気候変動が主なテーマとなった。
詳細については報告書を参照のこと。
(6)TNnetへのカンパの報告
【報告】(TNnet事務局 西岡)
現在3団体からのカンパを確認済み
2月18日(月)のJICA主催・国際開発セミナーへの参加(4名)に対する謝金をTNnetに寄付することが合意されている。
【議論】
送金済みであるはずのAJFとYNNが確認されていない。至急確認が必要。
【審議事項】
(1)TICAD閣僚会議の準備【TCSF 舩田クラーセン】
【報告】 (TCSF舩田クラーセン)
<参加・招待NGOの確認>
外務省との交渉の結果、参加できるアフリカ市民社会数は5団体に留まったが、私費参加の団体数については特に制限はない。最終的に、総勢16団体17人の参加が決定している。
これらの人員については、UNDPがまとめ、宿泊施設の確保などの手続きは進行中。
<市民社会準備会合の準備状況>
市民社会準備会合で行うことは以下の3点が基本となる。
VOICESの発表を行う (短時間で)
分科会で積極的な発言を行う
本会議でのアドボカシー活動を中心の活動とする
審議1の体裁でよいのかを全体で審議する必要がある。また、今回は「ダイアログ」を設け、TICAD共催者を正式に招待することで、更なる参加者の増加と、市民社会セッションの位置づけ向上に繋がると思われるので、この手段を使うのかどうかを、今回の会合で決定すべきである。
外務省は横浜宣言を発表することを公表しているが、現在その草案が出来つつあり、たたき台としては第3バージョンまでが出来上がっている。しかし、それは市民には公表されておらず、この情報も、アフリカ外交団から聞いたものである。そのため、次回の定期協議会までに、現在出来上がっているものを公開するように要望しなければならない。
【決定事項】
プログラム案について、現状のもので進めることで一致した。
定期協議会までに、横浜宣言の草案を公開することを要求する。
(2)VOICESの修正
【状況報告】(WVJ谷村)
編集プロセスは、重複などの削除、必要部分を付加が中心になっており、さらに専門的なものになるよう、4つの協力分野に合わせて深めるものとなった。
<経済>
経済発展は必ずしもMDGsに反映されていないという指摘を行う。
農業が横浜宣言で強調されると見込まれるので、今から文書に入れることは難しいが、議論の中で農業推進に焦点を絞った政策の必要性の指摘を行うことが重要である。
<人間の安全保障>
東京ワークショップのものを元に作成した。
まず、一般的な人間の安全保障の定義を述べ、その中で、人権・尊厳を守ることが全ての前提となることを強調する。
<MDGs>
教育・保健・水の分野に焦点を当てる。
このペーパー内では「障害者」に変わる用語として、「Differently Abled People」を使うこと、また、注釈を用いて、何を意味するものかを明確にする必要があることを確認した。
TNnetとして、どのような用語を使うのかを決めることは、各団体ごとの見解もあるので難しい。
また、「Deplived People」が貧困層を意味するものとして使用することも合わせて確認された。
この部分については、G8NGOフォーラムとWater Aidからのインプットをもらう予定である。
<平和の定着>
若干の手違いによって、アフリカ(シエラレオネ)からのインプットが得られず、アフリカ側の取りまとめをしているグスタフ氏から送られて来たものは、ACT2003と同一の文面であった。
また、日本のNGOからの一団体を除きインプットが得られておらず、危機的状況である。
今週末(3月1日、2日)で作成予定。
メールにて常時状況を更新し、その仮定で、介入を行うものとする。
<環境>
まだ削除できる余地が残っている。
絶対に必要なものについてはメールで追加していく。
農業に関する記述、特に自給自足についての記載が必要である
Food Securityについての記載が必要なのではないか
バイオ燃料や緑の革命(多様性)については。。。
これらの点の踏まえ、今週土曜日(3月1日)にまとめ上げる
<TCAD Watch Process (Human Securityの最後の部分)>
アフリカ側からインプットには、市民社会への提言も含まれており、その部分を入れるのかどうか議論が必要(【議論・決定事項】を参照のこと)
「フォローアップ・メカニズムに市民社会を入れる」というアフリカからの要望を、入れるかどうかの合意をとる必要がある。 東京ワークショップから同じ文章があげられているが、これについての提案などもあがっていない。それに対する提案としては、Overviewの中にアフリカとアジアのネットワークが重要で、そこからTICADのチェック機能を持たせることのを明示し、それに市民社会を入れることを要することで一致した。
【議論・決定事項】
この文書の正式名称を「VOICES 2008 – Recommendations from African and Japanese Civil Society towards TICAD IV -」とする。
本日の会合では、具体的な部分を修正することとし、プレ部分に関して修正案があれば、メールにて行うこととする。本日の会合を持って、大筋の承認を行うこととし、週明けにメールによって最終承認を行うこととする。
アフリカからの日本の市民社会への提言を削除するかどうかについては、アフリカ側の主張してきたことであるため尊重し、本文中に残すことで一致した。
エンドースについて、この文書はTNnetのものとして協議会に発表する。その後、TNnetだけでなく、賛同団体の名称を列挙する。そこにTNnetという名称がでるかどうかの結論は出していない。
(3)TICAD本番参加者選定のクライテリアについて
【議題提起】 (AJF斉藤)
<TICAD参加における現状>
ACT2003では30の入構許可証が市民社会に発行され、それを適宜使いまわすことで、個々の活動を柔軟に行うことが出来た。しかし、今回は許可証が、個人を特定するものになっており、他人が使用することは不可能である。
今回の全体会合の中で、市民社会との対話がプログラムに組み込まれるのかは依然として不明である。
【議論・決定事項】
外務省から、市民社会全体を取りまとめるように要請されているが、我々が参加団体を決定する権限は無い上に、その責任もとることはできないことから、TNnetは加盟団体のみの取りまとめに徹することが確認された。それ以外の団体は、外務省が対応すべきである。
また、TNnetとして推薦する団体は、趣意書に同意している、また、TIVADに向けた活動を主にしている団体であるべきである。
ガボン閣僚会合に向けた推薦団体のリストを活用する。
本会議に出ることに意義を明確にしなければならない。
TNnetは、TICAD IVをイベント的に捉えていないことを明確にし、それを踏まえて本会議に参加できる団体は、ジェンダーバランスやカバーしている分野のバランスを見て決めるべきであるという意見が上がった。
TNnetの内部での推薦団体の決定は、次回の会合で行うこととする。
推薦されることを目的に加盟を希望する団体については、承認のクライテリアを運営委員会でたたき台を作成する。また、これまでに活動してきた団体が優先されることは明言しておく。
当日参加者については、TNnetとして、その主張を通すために、出るべきところが出るというスタンスを持つことを確認した。
また、新規加入団体は当日の1ヶ月前まで加入していることが、当日参加団体選考に入る条件となる。
(4)TICAD直前会合・TICAD本番展示ブースについて
(プラン・ジャパン 林・TCSF 舩田クラーセン)
アフリカ一課・二課内で、TNnetが全てのNGOの取りまとめを行うこととの認識があるが、そのような合意がなされていないことを明確にした上で、差し戻すことで一致した。必要な8ブースは確実に確保することとする。
以後、外務省との決定は、口頭ではなく全て文書で行うこととする。
同時期で行うJETROの展示にも参加する方向で考えているが、もともと一般募集していないので、PRチームで交渉することで一致。
(5)TICAD本番シンポジウムについて
(TCSF舩田クラーセン)
【オルタナティブ会合(直前シンポ)】
外務省との交渉で、「TICAD直前シンポ」は「TICAD直前オルタナティブ会合」になり、5月25日に行うことが決定している。本番の市民社会セッションの正式名称は、外務省内との折衷案により「TICAD本番シンポジウム」と決定した
企画書については、NGOの戦略会議的な要素があり、当日参加できない人に対しての披露になるという、現状の大枠で一致した。
オルタナティブ会合は、市民の参加枠を増やし、戦略的目的はあるものの、市民に近いものを目指すことで一致した。
TNnetとしてだけではなく、YNNの名前を出したほうが良いという見解で一致し、YNN内での判断(どのような形で区別化するのか)を待つこととする。
マスコミを通して理解を広げることが重要なので、その対策を練る必要がある。それに関して、Web上の新聞(横浜経済新聞)などの利用も検討すべきとの意見が挙がっている。
【当日シンポ(市民社会セッション)】
市民社会セッションの時間帯については、多くの参加者が来られる時間帯を希望するものの、本プログラム自体が細かな設定のものに調整されつつあるので、現段階では具体的な希望時間を出せない状態にある。しかしながら、現状では、一日目の48カ国代表によるスピーチが行われている際に、開催するのが最適な案と考えられる。
上記の決定は、あくまでも、市民社会セッションが本会議のプログラムに組み込まれなかった際の代替案であることを確認した。現状としては、自民党などからの応援も受けているが難しい状態である。
次回の定期協議会で、重ねて本会議の正式プログラムとなるよう要求していくことで一致した。それに向けて、現在の外務省内のこの議論に関する考えを書面にて確認する必要がある。
セレブの参加がボノだけに留まらないことが判明し、その中には市民社会からの招待を待っている人もいるようである(イボンヌ・チャカチャカなど)。そこで、今後、彼らを呼び込むことも重要な戦略となるので、市民社会セッション内で彼らの発表時間を設けることも有効であるという認識を共有した。
外務省が、横浜宣言、アクションプラン、フォローアップ・メカニズム(委員会作成年間報告書・2年に一回進捗状況を報告)の骨子を作っているので、それを公開する要請する必要がある。この情報は、アフリカ外交団から受け取ったもので、それ以外にも外交団は市民社会がフォローアップ・プログラムに市民社会が参加できるようにとの要請も出している。
(6)第六回定期協議会の審議事項 】
TICAD官民連携の具体的提案をしなければならない。
TCSFと運営委員会でイメージを出し、メールで共有する
(7)APFに向けての準備
(TCSF舩田クラーセン)
次回の定期協議会に向けた具体的提案をまとめなければならない。
TCSFからたたき台を作成することで一致した。
以上