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第11回TNnet会合 議事録

日時:2008年1月18日(金) 15:45~17:45
場所:早稲田大学19号館 710号室

参加団体:(TNnet加盟団体)
(特活)アフリカ日本協議会、アフリカ理解プロジェクト、(特活)アフリック・アフリカ、(特活)国際協力NGOセンター、(特活)サパ=西アフリカの人達を支援する会、ザ・ダパードファンデーション、(特活)TICAD市民社会フォーラム、(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)、日本リザルツ、(特活)ハンガー・フリー・ワールド、(財)日本フォスター・プラン協会、(特活)ほっとけない世界のまずしさ、(特活)横浜NGO連絡会、(特活)ワールド・ビジョン・ジャパン
参加団体:(オブザーバー参加)
草の根援助運動、(財)結核予防会、(特活)Our Planet-TV

【報告事項】
(1)アフリカ外交団との面談
(2)アフリカ人・ディアスポラNGOネットワーク GLADからのお知らせ
【審議事項】
(1)第五回定期協議会の反省
(2)これまでの活動の成果の確認と第二ステージ移行への承認
(3)第二ステージの活動の焦点と戦略の検討
(4)VOICESの修正について
(5)TICAD閣僚会議(ガボン)の準備
(6)APF(アフリカ・パートナーシップ・フォーラム)について
(7)TICAD IV本番の参加形態について
(8)第二ステージのための予算について
(9)第六回定期協議会の日程と内容の調整  
 
【報告事項】
(1)アフリカ外交団との面談
【報告】(TNnet事務局 山田)
前回の月例会合で、ガボンでのTICAD閣僚会合に向けたTNnetの関係強化活動の一環として、アフリカ外交団との面談を調整することが決まっていた。アフリカ外交団長(タンザニア大使)に相談し、アフリカ外交団次長のガボン大使と調整することが推薦され、ガボン大使との調整の結果、1月24日(木)にガボン大使館でアフリカ外交団大使らと面談をすることになった。今回の面談には、運営委員全員で臨み、TNnetの紹介を行う他、ガボンでのTICAD閣僚会議に向けて、TNnetからの推薦・派遣団体が本会議に参加できるよう、ご協力のお願いに伺う予定。


(2)アフリカNGO GLADからのお知らせ
【報告】(TCSF舩田クラーセン)
資料にある通り、12月に“Global African Diaspora Coalition”(GLAD)からTNnet宛てにメールが届きAfrica Mundus programmeを結成した旨紹介があった。同プログラムは、アフリカ大陸に暮らすアフリカ人のためのアフリカ人ディアスボラのイニシアティブであり、 洞爺湖サミットへ向けて結成されたもの。今回は、同イニシアティブの紹介文とともに、ネットワーク同士としてのモラル・サポートを頂きたいとの連絡がきた。TNnetとして、結成おめでとうというレターを出しておけば良いと考える。急ぎの案件ではないので、次回以降の会合での審議事項とすることが決定。


【審議事項】
(1)第五回TICAD外務省・NGO定期協議会の反省                               【意見】
・目賀田アフリカ審議官に加え、国際協力局局長をはじめとするアフリカ開発に関わる重要な外務省官僚にも参加してもらえたのは良かった。
・10月25日に国際協力局別所局長の音頭とりで開催されたTNnetと2008年G8サミットNGOフォーラムの代表との意見交換会(於:外務省)に続き、国際協力局と開発についての議論も定着してきた点に関しては前進している。

【まとめとフォロー】
・ガボンでのTICAD閣僚会議に関しては、TNnetからの推薦団体を地域準備会合の枠より増やしてほしい、とお願いをし、目賀田審議官の返事は否定するものではなかったので、その辺りのフォローもきちんとしていく必要あり。
・定期協議会の場でTCSF代表大林氏より提案として、政府は市民社会とも官民協議会を開催すべしという意見が出され、目賀田審議官から前向きな返答があった。これは、政府が12月1日に発表した官民協議会が、一般企業と外務省の協議会に限っていることを問題にして出てきたものであり、この前向きな返答のフォローが必要。


(2)これまでの活動の成果の確認と第二ステージ移行への承認省  
TNnetを結成したときには、緩やかなネットワークということで立ち上げ、加盟団体の財政負担も呼びかけず、事務局がかなりの業務を引き取る形で運営なされてきた。その後、8月には、運営委員会が立ち上がり、運営委員会が主として運営をしてきて、かなり分担をしてくれている。地域準備会合については、アフリック・アフリカやハンガーフリーワールド、プラン・ジャパンに人を出してもらうなど、負担の共有もしていただいている。イベント企画チームもある。2008年に入り、これからTNnetとしてガボンでのTICAD閣僚会合、APF、TICAD IV本番と本格的な活動に入っていくにあたり、一度区切りをつけた方が良いのではないかと運営委員会から提案があった。これまでは、定期協議会の開催や地域準備会合などへの参加など、色々な成果を出してきたが、ここで“第二ステージ”と区切りをつけて、より多くの団体の参加を促す一方、なるべく加盟団体間での負担を共有しながら、TICAD IVに向けて積極的に取り組んでいくことにしたい。

【意見】
・確かに“緩やかなネットワーク”としてTNnetへの参加がしやすかったが、成果があがり、活動形態が変わることは致し方ない。TNnetの目標達成のために、ステージの区切りは良い提案ではないか。

【承認事項】
本日(2008年1月18日(金))の勉強会を機に、今までの活動を第一ステージ、これからを第二ステージと呼ぶ(認識する)ことを承認した。


(3)第二ステージの活動の焦点と戦略の検討
【報告】(TCSF舩田クラーセン)
今後、TNnetの活動として見込まれるものに、ガボンでのTICAD閣僚会議(3月20、21日)、東京で開催されるAPF(4月7、8日)、TICAD IV直前のシンポジウム(5月24、25日)、そしてTICAD IV本番(5月28日~30日)がある。また、洞爺湖G8サミットでのオルタナティブ・サミットで市民社会セッション等をするのか、ということも議論する必要がある。そのことを念頭におきつつ、今焦点となっている主な活動として、①VOICESの修正(今までシンポ、地域準備会合で発表してきたStatementなどを基に)や、②TICADサイド・イベント等のイベントへの対応などが挙げられるか、実際に何をどの程度重視して取り組むのか話し合いが必要。
<運営委員会の提案3つ>
・アフリカ市民社会の声を反映したVOICESの修正にあたっては、VOICESづくりに参加したアフリカNGOとも相談しながら進めていく。
・アフリカ外交団をはじめ、TICAD共催団体、議員の先生方などとの関係強化をしていく。
・TICAD関連イベントへの対応をTNnetとしてやる。

【意見】
・地域準備会合では、NGOの参加が認められたもののオブザーバー参加であった。会議でTNnetがまとめたVOICESなどをオブザーバーとして最後に発表するだけではなく、AUへ前もってVOICESを見せる等の工夫が必要。
・アフリカの市民社会の声を広く反映するためにも、アフリカでのTNnetの広報が不可欠ではないか。
・やるべきことはある程度リストアップされているので、優先順位を決めることが必要。重要度の確認。
・勉強会でも確認されたが、見え方を整理できるような区分けの仕方。
・広報などを積極的にすべきだ、という提案は今までもでてきているが、現在あるイベントWGで議論を進めても「どのような目的でどれぐらい力をいれるべきか」というところをTNnet全体で話し合えないため、活動が進まない。また今のWGでは人手も足りない。TNnet団体全体で関わっていく必要がある。

【提案・承認】
TNnetに加盟する団体は、主に、①Policy(政策提言)に関わりたい、②Public Relations(イベント・広報など)に関わりたい、③上記の両方に関わりたい、という3種類が存在することを前提に、第二ステージに入ったことを機に、TNnetの中で、①か②、もしくはどちらとも関わる(③)という表明をしていただき、TNnet内で2つのグループに分かれ具体的に動いていけるような体制作りをする。
補足としては、①のチームは修正VOICESを作るのが次回定期協議会というタイムリミットを抱えて、今一番忙しい時期。②のチームは今から準備が必要なものの、TICAD閣僚会議後から本番に向けて忙しくなるというタイムラグを念頭に置く。

(今後の流れ)
・TNnetの加盟団体へ本提案の承認をメールにて確認
・第一回のそれぞれの会合に加盟団体に参加してもらい、各グループのTORを作る
以上について、会合で承認を得た。

TICAD 直前シンポジウムの開催について
【報告・提案】(TCSF舩田クラーセン)
運営委員会でもTICAD直前シンポジウムの開催について検討をした結果、開催すべきだという意見にまとまった。理由は下記の通り。今回は、開催するかどうか、どんなシンポジウムがよいかなど意見をもらいたい。
・TICAD直前シンポジウムは過去のいずれのTICADにおいても市民社会が主体となって開催されている
・TICAD本会議で市民社会セッションを開催できたとしても、一般市民は参加できないため、一般市民への披露する場を設ける必要がある
・10団体にのぼるアフリカ市民社会代表が、一般市民と触れ合う場なしにTICAD会議場に缶詰になるだけではもったいなさすぎる。

ただ、シンポジウムの開催に関して、運営委員会でも「市民交流型(市民との交流を目的とする)」と「戦略型(提言発表重視)」とどちらの形態で開催べきかについての提案を決めることができなかった。開催費用に関しては、80万程度であれば他機関からの助成費用が確保できそうなので、どちらの形態で開催がしたいか、意見を聞きたい。しかし、費用スポンサーは「戦略型」を望んでいるようではある。また、場所に関しては、JICA横浜が100名程度収容可能な場所を(後援名儀として開催が可能であれば)無料で使用させてくれるとのこと。

【意見】
・開催しないというメリットはなく、開催すべきである
・横浜の市民団体としてはぜひ開催してほしい
・本会議での市民社会セッションでネット中継できるのであれば、「戦略型」の要素は、ネット中継で発表し、シンポジウムは「市民交流型」にしてはどうか。ネット中継で英・仏・日で発信するのは可能だが、費用がかかる。
・本会議全体をネット中継できるか、ということをTICAD共催者へ提案・折衝が必要。

【決定事項】
・シンポジウム開催をすべきかどうか、開催する場合プログラムの内容も含め、各団体で持ち帰り、次回の会合までに検討していただく。その際には、どのような趣旨でやるべきかも2通りの案を念頭に検討してもらいたい。ただし、この2案はあくまでもたたき台なので、どのようなコメントでも良いのでほしい。
・事務局は、次回の会合までに、スポンサー候補機関と相談し、「市民交流型」でも開催が可能かどうか打診する。
・以上の情報をもとに、運営委員会でもさらに議論して、運営委員会案を提案する。
・ネット中継については、TNnetとして要望するか次回の月例会議の審議事項とする。


(4)VOICESの修正について
【報告】 (HFW 冨田)
前回の会合でも提案したが、チュニジア地域準備会合に参加したNGOは、すでにVOICESを修正する際にどの分野に携るかなどの心積もりをしているが、TNnet側でカウンターとして対応する体制が議論されていない。VOICES修正にあたりアフリカNGOとどのような連携体制を取り作成するか。提案としては、TNnetとこれらのアフリカNGOが入る英語のメーリングリストを作成して、これを進めたい。
TICAD IVへ向けて3つの柱(投資と経済成長、人間の安全保障、気候変動)とともに、地域準備会合では4つの協力分野が議論されたが、この3つの柱と4つの協力分野に沿ってVOICESを修正することはすでに合意を得ている。アフリカNGOの声を集約することに関してコントロールするというよりは、この4つの協力分野など、テーマをアフリカ市民社会へ伝え、各テーマをカバーできるようなアフリカNGOとのネットワーク作りが必要となってくる。

【意見】
・TNnet内には保健・教育などの分野のNGOが存在するが、環境などの分野をカバーするNGOはほとんどいないことは問題。また、日本政府が3本柱から4つの協力分野というようにテーマを増やしたので、MDGsや平和構築についても中身がない状態。
・だが、VOICESでどこかの分野の内容が抜け落る、ということは避けるべき。
・今あるVOICESは市民社会の声として妥当なものであり、立派なもので、これを「変える」、あるいは「新たに作り直す」というよりは、「編集しなおす」という気持ちで対応すべき。また、アフリカ市民社会は日本のODAや開発についてほとんど知らない。そのため、アフリカNGOへの具体的な内容のインプットが、どれだけきちんとできるかという点が重要で不可欠。
・これからTICAD閣僚会議に向けてVOICESを修正する時間があまりにもなさすぎる。これからネットワークを作るというより、今までのシンポジウムや地域準備会合で関わってきたNGOのネットワークを通して実施せざるを得ないのではないか。
・基本的なVOICESの骨子は、今までのワークショップで作成され、10月27日シンポジウムや地域準備会合で披露されたのであるから、あとは具体性をどう肉付けしていくか、というところで、そこに集中すれば何とかできるのではないか。
・TICAD共催者は横浜宣言を作成しアクションプランも発表する予定。それに合うように。
・VOICESを修正していくのに、いつ、誰に向けて作成するのかということを明確にする必要がある。
 
→もちろんターゲットはTICAD IV本番だが、TICAD閣僚会議というものが、TICAD IVでの議論の中身を決定する重要な場であるため、やはりこの閣僚会議までに作成する必要がある。また、TICAD共催者によって議論が決まるので、対象はTICAD共催者という点については、現行VOICES作成の段階で決まっているのでここを変える必要はないのでは。

・VOICES修正にあたり、すでに政府から投げられているイニシアティブについては、情報共有されている報を重視し、ある程度反映する必要がある。なお、このイニシアティブがアクションプランと呼ばれるものになる可能性が高い。

【提案】
・修正VOICESは、3つの三本柱ではなく、4つの協力分野に沿って加筆する。
・原則、東京ワークショップ・シンポジウム、地域準備会合ででてきたペーパーを基に肉付けする形をとる。
・TNnet運営委員で箱をつくり、投げる。
・原文は英語とする。
・アフリカNGOとVOICESを作成するためにメーリングリスト(英語)を作り、TNnet+シンポジウムに参加したNGO+地域準備会合に参加したNGO+足りない分野のNGO(アフリカ)にMLへ入ってもらう。
・日本のNGOで専門のネットワーク等にも声をかける。
・Edit権限については、基本的にはアフリカNGO。誰をリーダーとするかは再度検討。
・日本政府がアクションプランを出すため、TNnetで作成するVOICESでもアクションプランをとりあえず作り、使えそうにないものであれば、後ほどコンパクトな数値目標などにおさめる形で作成する。
以上について、合意を得た。


(5)TICAD閣僚会議(ガボン)の準備
【報告】(TNnet事務局山田 (運営委員会の報告))
下記のプロセス・クライテリアについて、TNnet会合にて異議なく承認された。
<決定プロセス>
1月18日(金)      第11回TNnet会合 プロセス・クライテリアの決定
              TNnetのMLへプロセスクライテリアの告知
1月28日(月)正午   TNnetから派遣する推薦・自己推薦団体をML上で発表していただく
1月31日(木)      第12回TNnet会合、ガボン閣僚会議の出席者決定(優先順位付け)
2月1週目        外務省へ推薦リスト提出
2月末か3月はじめ   第六回TICAD外務省・NGO定期協議会で返答をいただく
              (TICAD共催者側で決定していないときは進捗状況をしてもらう)

<ガボン閣僚会議参加者決定のクライテリア(運営委員案)>
・第五回定期協議会で、TNnet側から「ザンビア、チュニジア地域準備会合では5団体のアフリカNGOを(TICAD共催者による参加費用負担で)認めて頂いたが、ガボン閣僚会議においてはアフリカ全土の総括的な会議になるため、TNnetからの推薦団体枠も増やして欲しい」と要求しているため、10団体ほどをリストアップする。5団体は、これまでの地域準備会合のプロセスからして確実に派遣できるが、残りの5団体については交渉が必要。TNnet内でも優先順位付けが必要となる。(対策)※お金を出すのはUNDPのNY本部なので、定期協議会の議事録を英訳してこれにつける必要がある。

<TNnet推薦 アフリカNGO クライテリア>
○アフリカ全体のために活動できる
○今までの流れを踏襲する
○4つの活動分野のいずれかにあてはまる
○Voices作りをきちんとしてくれる
○(可能であれば)19日の事前打ち合わせのMTGに参加できる
※この場合、確実に19日の朝にガボン到着か、もしくは自費で前泊している必要がある

<TNnetからかの推薦団体(参加者1名)のクライテリア>
○加盟団体で、TICADの市民社会参加に寄与できる団体
○<TNnet推薦 アフリカNGO クライテリア>と同様の条件
※運営委員からはHFWの冨田沓子さんを推薦(チュニジア地域準備会合にも参加)

<自費で閣僚会議に参加する立候補:クライテリア>
○加盟団体で、TICADの市民社会参加に寄与できる団体
○<TNnet推薦 アフリカNGO クライテリア>と同様の条件
※現在の自費参加者立候補: 日本リザルツ(白須・小川)、TCSF舩田、プラン高木、AJF稲場、WJV検討中、GCAP自費参加?!

<費用カバーの詳細>
・渡航費・宿泊費・日当がTICAD共催者から負担される
・ただし、宿泊は3泊4日分のみ ガボンの場合、19日着、22日発の予定となる
・TICAD共催者から参加者が確定・連絡されたのは、(チュニジアの場合)会合開催の5日前

<推薦NGO・自費参加立候補の表明>
1月28日(月)正午までに、TNnetのMLへ意思を表明


(6)APF(アフリカ・パートナーシップ・フォーラム)について
【報告】 (ほっとけない・JANIC 高木)
12月27日に事務局山田からAPF(アフリカ・パートナーシップ・フォーラム(4月7,8日@三田共用会議場))について外務省アフリカ第一課と会合を持ったことは報告済みだが、外務省が要求・確認してきたポイントは下記のとおり。
・2008年G8サミットNGOフォーラムとTNnetの両ネットワークで代表一人を出して、初日午前の1時間のセッションでNGO代表者1名から発表(10~15分程度)してもらいたい
(G8フォーラム、TNnetのみにとどまらず日本のアフリカ関係NGO全体の代表として発表してもらいたい)
・当日の会場への出席できるものは、発表者とその補佐として数名。
・今回のAPFでアフリカNGOを呼ぶ予定はない。(予算はとっていない)

【問題点の指摘】 (TCSF舩田クラーセン)
TNnetとして、問題点について指摘しないまま、事務的なやり取りを重ねていては先方がアクションを取らなくなるので、早めの問題点の指摘は重要。基本的に、「TICADを市民に開かれたものに」という目的で集まっているTNnetとしては、アフリカに関わる国際会議であるAPFに同様の趣旨を求めるのは重要だと考える。従って、以下の5ポイントについてTNnetとして決議してはどうか。

・市民社会側の出席者の数を増やしてほしい
・セッションの後にAPF会議の参加は認められていないが、オブザーバーとしてでも参加を認めてほしい
・APFはアフリカのオーナーシップを求めて開催されるものなのに、日本のNGO発表者1名が発表というのは、アフリカ市民社会のオーナーシップを求めるTNnetとしては問題。NGOの代表はアフリカ人であるべきで、その代表者の渡航費などは開催者が負担すべきである
・NGO主催のワークショップの開催は、前回同様、ホスト国主催者が負担すべきである
・NGOの相談なしで決定しないでほしい

【決定事項】
上記の5つの問題点について、全員一致で合意を得た。この問題点については、G8フォーラムに、TNnet決議を伝え、とりあえず、外務省担当者に電話なり面談するなりで意見表明をする。APFの中身的なことについて、または以上の5点を正式な要望書にまとめるかどうかは、G8NGOフォーラムとも協議を行い、次のアクションはフォーラムと協議の上、決定する。


(7)TICAD IV本番の参加形態について
【報告】 (AJF 斉藤)
TICAD本会議への市民社会の参加経緯については、第1回目は全く参加していない、第2回目はオブザーバーとして入り、第3回目は30人の参加が認められ、全体会議で市民社会セッションの発表が認められた。今回の第4回に関しては、地域準備会合の市民社会参加も前回よりかなり前進しているので、第3回の時の参加形態は確保されているであろう。ただし、9月にTNnetから外務大臣へ提出した要望書では、市民社会の正式参加などを要望しており、外務省もちょうどこれから、場所の確保や具体的なプログラムを決定していく段階。TNnetとして、どこまで具体的に要望をするか、議論が必要。

【意見】
・外務省が場所の確保を聞いているということは、サイド・イベントの位置づけにしようとしているということ(正式参加であれば、場所の確保はしてあるはず)。TNnetから要望書で正式参加を求めている以上、早急に要望書を提出すべきではないか。
・また、後々(次回のTNnet月例会合にて)市民社会セッションを「市民社会と政府関係者の対話の場とする」のか、それとも「市民社会の声(提言)の発表の場とする」のかを議論する必要あり。

<本会議への参加形態に関してTNnetで協議すべき点>
1)主催者が、「市民社会セッション」を他のものと同様のサイド・イベントとして捉え、プログラムに入れておらず、NGO・市民社会がプログラムに入れることを望む時、どの程度の折衝を行うべきか?
2)①~④について、あるいは①~④のいずれかについて、主催者に「参加形態に関する要望書」を提出する必要があるかどうか?
3)必要があれば、いつまでにどのような形態で要望書を提出するのか?
4) 市民社会セッションをどのような形態で開催したいか?
5) ポスターセッションをどうするか?(5万円~10万円の出展料にクレームをつけるか、払ってでも展示するか?
6) アクレディテーションの数によって交代で入る可能性が出るが、休憩所や詰め所を貸してくれるように依頼するか?

【決定事項】
本会議の参加形態については、TNnetから再度具体的な要望書を提出するということが、全員一致で承認された。要望書は運営委員会でたたき台を作成するが、内容については下記を含むものとする:
・市民社会セッションをサイド・イベントではなく正式プログラムに入れてほしい
・たとえオブザーバーであっても発言権は与えてほしい
・総括発表については、他の発表者と同じ長さの発表時間を与えてほしい
・市民に開かれた会議とするためにアクレディテーションの数を最大限増やしてほしい
・ポスターセッションを無料にしてもらいたい


(8)第二ステージのための予算について
2007年3月のTNnet発足以来、TNnetの活動で第一ステージまでにかかった費用140万円程度、シンポジウムの開催については、UNDPからも費用がカバーされたため(112万程度)、今のところ、TNnet事務局(TCSF)が寄付という形で支払った金額が220,420円(間接経費は含んでおらず)、アフリック・アフリカがザンビア地域準備会合への出席に関連して90,524円ほど支出しておりそのうち50,840円を費用負担している。また、チュニジア地域準備会合出席の際にHFWからは3,858円の費用をカンパとして頂いている。
また、第二ステージに入るにあたり、事務局で見積もった費用が33万円程度となる見込み。(直前シンポジウムの費用を助成団体から出してもらうという前提で)
第一ステージからの赤字(アフリック・アフリカ負担分39,684円)と併せ、372,584円(38万円程度)がTNnetの活動費として必要になる。

(運営委員会からの補足)
第一ステージは緩やかなネットワークとして定期協議会や地域準備会合へ取り組んで成果を出してきたが、やはり提言をきちっとまとめる、発表する場を設けていく、ということで費用がかかるのは仕方がないのではないというところはある。第二ステージでも、活動が明確になっており、このような具体的な数字が出た以上、みなさまのご理解を得て、協力していただきたい。現在の加盟団体が30程度なので、1団体1万円程度の寄付があれば、この赤字・予算が解消されるということを念頭において、各団体でご検討いただきたい。

【承認事項】
・アフリック・アフリカがザンビア地域準備会合出席に関連し、費用負担している90,524円のうち、39,684円(ザンビアでの現地タクシー代、通信費、議事録人件費)をTNnet負担として請求することが、承認された。
・予算表ででた赤字・予算をTNnetの収支表として承認された。
・もともとTNnetの参加呼びかけの際に、会費の支払いなどは呼びかけていないため、強制ではなく、任意での寄付を呼びかけるということで承認。

以上

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