2008年06月25日

第18回TNnet会合 議事録

日時:2008年6月2日(月) 12:00~14:30
場所:早稲田大学19号館 313号室

参加者:(特活)アフリカ日本協議会、 (特活)草の根援助運動、 (特活)TICAD市民社会フォーラム、特定非営利活動法人 DPI日本会議、(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)、日本リザルツ、ハンガーフリーワールド、(財)日本フォスター・プラン協会(プラン・ジャパン)

【審議事項】
①TICAD本番期間中の感想と今後
②次回定期協議会
③G8サミットとの連携について
④TNnetの今後
⑤その他の懸案事項

【審議事項】①TICAD本番期間中の感想と今後 【参加者員】
■内部調整・ロジ負担について
<感想>
ロジ人員が不足しており、ロジを担当した各人の負担が大きかった。TNnetメンバーが会場に多くいたはずだが、実際にロジに回れる人は非常に少なかった。
当日の様子を把握できるのが直接参加していた人のみであったので、ロジが滞った。
メディアが充実していたことや、横浜の団体の地の利を生かしたロジへのサポートは今回の成功に大きく寄与した点である。
ロジ面の総括は、事務局で行った後に提案する。

■市民へのアピールについて(People’s TICAD等)
<感想>
People’s TICADを行うことは、キャパシティ面と当日に備えるという観点から困難を伴ったが、これがあって初めて、市民社会が主役であるTICADのモデルを示すことができた。
People’s TICADの参加者の年齢層が高かった。原因として、駅の広告などの宣伝効果が高かったこと、また、行政やYNNなどの地元の発信力が強く、信頼性が高かったことがあげられるのではないか。
これまでTICADのことを知らなかった自分の所属団体のスタッフに、Peoples’ TICADに参加してみてよくわかったという感想をもらった。
一般の市民に、G8とのからみがどれほど認知されているのか不明である。
横浜市が非常に力を入れてアピールしたので、横浜市民をはじめとしてTICADを知らなかった人にまで情報が届いたのではないか。
TNnet単体の努力というよりは、こうした状況全体がプラスに働いたのでは。2003年と比べて明らかな進歩である。

■メディア
<感想>
Alex氏がメディアに取り上げられたが、それをどのようにつなぎとめるかが重要。彼へのサポートができたこと自体も今回の成果と言える。
期待を超えた成果が出たと思う。
メディアに取り上げられた内容としてはアフリカのレポートのようであることが多く、TICADや我々の活動については注目されていなかったという印象を受けた。Alex氏も市民社会の代表というイメージでの取り上げられ方ではなかった。
テレビ等は、撮影が入ったらそれでOKではなく、どのように取り上げられるのかも含め、編集や放送までフォローする必要がある。次回は、メディアパーソンを決めて、現場にも参加するという意気込みが必要では。
内部調整を充実させれば、メディアにもさらに関われたと思う。

■本会議場へのパスに関する問題
<感想>
パス問題があったにも関わらず、実際には入らない人もおり、余っていたのが残念。
パスの受け渡し場所が1階のNGO展示ブースだったが、その周辺に人がいないことが多く、渡す相手を見つけることが難しかった。また、相手がモニタリングルームに入ってしまうと、見つけることがより困難になった。
パスのクライテリアは事前に話しあっていたが、パスを持った人がTNnetメンバーとして、その役割を果たしきれていなかったのではないか。
本会議場に入れると思っていなかったため、モニタリングルームで視聴していたことがあったが、その間パスが余っていたことが後で判明した。
パスの重要性や、人の役割についての認識が不十分で、参加者一人ひとりの役割がシェアされていなかった。
これら認識の違いは、ネットワークの難しさでもある。TNnetのメンバーとしてではなく、自分の団体をどうしても優先してしまいがちになるので、それをどのようにハンドリングするかが課題である。
これまでの働きを十分に分かっておらず、積極的な参加をしてこなかった人がパスを持ったことで、これまで関わってきた人とどのように折り合いをつけるかが課題となった。これまで関わってきた人は、パスの取得に様々な困難があったことを十分に理解しているが故に、むしろ遠慮する傾向があった。最終的には立候補により担当が決まってしまった。何らかの方法で、チーム編成などをフォローできればよかったと思う。
迅速さが求められるロビー活動において、赤いパスを持っている人の間でチームワークが見られなかった。
パス問題を通して、外務省内の日本の市民社会の位置づけの低さを実感した。ICCFの分科会での発言は、国際機関からポジティブに受け入れられたことや、福田首相がリプロダクティブヘルスについて、初めて国際会議で発言するなどの進展もあった。
TICAD IIIに参加した団体も、以前の経験を継承できていなかったのでは。経験がないことを前提とした調整ができていなかったのが反省点である。
パス問題によってメディアの注目を得ることができたという一面もある。
NGO側からパス問題について発信する際にGustaveがいたこと、それに国会議員も動いてくれたことが大きかった。
アフリカ社会の重要性が市民社会・メディア・国会議員にも浸透したのでは
パスの「数」だけが問題なのではなく、市民社会がきちんと参加し発言できるTICADであることが重要だった。数の問題のみにメディアがフォーカスされたのが残念だった。
<今後の対応>
事務局が作成したパス経過のレポートに、その後の経過も追加して情報として残すこととする。

■IDカードに関する問題
<感想>
IDカードを発行された人は3日間会場にいることが前提である点が、参加者の間で十分に認識されていなかった。IDカードの発行にも大変なロジが発生したにも関わらず、参加しない人がいたのは問題である。

■プレスリリース・政策提言
<感想>
本会合に参加したアフリカNGOがインプットを明記したのだが、それがプレスリリースで触れられなかったのは残念だった(Alex氏の障害に関する問題の指摘など)。実際にプレスリリースを書く人以外の、書きたいことを持った人の意見をどう取り入れるかが課題ではないか。→ガボンで決まったことが大前提で、その後のことは取捨選択された結果である。ただ、その大前提があったことを、TNnet内でより明確に共有しておくべきだったのではないか。
事前の準備があれば、各団体でもプレスリリースを出すことは可能である。ガボンで食料が取り上げられなかった経験から、今回はAJFとHFWが食料に関するプレスリリースを発行した。しかし、食料に関するプレスリリースを発行することについて、TNnet全体でも意見のすり合わせは必要だったのでは。
(ガボンの経験から、現場にいるプレスリリース発信担当者に作成をまかせるということになっていたが)、プレスリリースの表現やトーンの強さについては、TNnetとして事前のクライテリアが必要だったのではないか。
最終プレスリリースを発行したが、当日会場で配布したものには、誰が発行したリリースなのかが明記されていなかった。この点でメディアにも問い合せを受け、また外務省側からも苦言が呈された。体裁を整えることと、内容の作成とは別の人が担当するなどすべきだったのでは。
市民社会というまったく事前になかった文言が行動計画や横浜宣言に入ったという効果があった。「無償で2倍」もNGOを意識したものだろう。

<今後の対応>
TNnetの成果について、政策チームでもう一度整理する。TICADはひとつの場であるので、今後のフォローアップメカニズムや、G8との連携の中で、どこまで貢献できたかを話し合うことも必要である。
6月第1週中に、TNnetとしてTICADを振り返る総括的なステートメントを出すこととする。本番期間中に発行したプレスリリースは、現場で起こったことにしかフォーカスできていないので、時間がたって総括をすべきである。また、次への提言へつながる、プロアクティブな会議の総括にするのがよい。(作成担当:PRチームリーダー林さん)
洞爺湖に向けてのプレスリリースは、6月第2週くらいに発行することを目指す。

■市民社会セッションについて
<感想・報告>
スタッフを含めて160名くらいの参加があった。
皆ほかのことで手一杯で市民社会セッションについて考えることが疎かとなってしまった。このセッションをシンボリックなものと考えてしまい、政策的に使うというマインドを当初から想定していなかったのは問題だった。一日目の午後という時間帯であったこと、また「市民社会が入れないのはおかしい」という主張を全面的に押し出したことから、それ以上政策的に利用することは難しかったかもしれない。
同時に、初日に開催したことで、2日目以降の広報効果があったことが指摘できる。
ボノがくるということでメディアの大行列、アテンションをひくことができた。夜まで、メディアから記事を書くための確認の電話がきた。
資金面の問題があったが、日・英・仏の同時通訳をつけた方がよかった。フランス語の人たちも話しづらく、また複数のメディアから日本語音声が欲しいというリクエストが強くあった。TICAD IIIの時と同様に、場所代・通訳代ともに外務省が出すのが好ましかった。
政府との対話にもかかわらず政府がいなかった。大臣や大使も出たかったが、大統領が動くと皆一斉に動かないといけないから無理だといわれた。教訓として、市民社会セッションを(スケジュール的に)本会議とのパラレル会議にしてはいけないと思う。

■食料価格高騰問題
前対応として十分でなかったが、アフリカNGOは全員言及しており、そこはメディアに結構引用されていた
プレナリーでもエリトリア大統領以外は全員食料問題に言及していた

■記者会見(TICAD会場内)
ぶらさがりの反響は良かった。 *ぶらざがり:記者会見後の時間
ぶらさがりをやった意義はあったが、あれほど人はいらなかった。メディアとつながりがある人、アフリカNGOがいればよかったのではないか。

■記者会見(TICAD終了直後、於フォーリン・プレス・センター)
ぶらさがりの時間をもっととるべきだった。
しゃべりたくてしゃべったNGOが、自分の言葉で話していたことが心に訴えかけてきた。
基本的にメディアは、皆早くぶら下がりたくて仕方なかった様子。前回と違う点は、参加メディアが多かったことと、アフリカ側の誰に何を聞きたいかを事前に決めていた人が多かった点。それはこちら側から懇切丁寧に情報を送り、長い間に渡って密着取材してもらった成果だろう。

【審議事項】②次回定期協議会        
次回は6月16日の週としたい。これは最後の定期協議会となる。場所を外務省にするか早稲田にするかは、運営委員で戦略を考えて決定する。

【審議事項】③G8サミットとの連携      
7月7日16-19時にオルタナティブサミットが開催される予定。Gustive、PELUMのJoseph、農民関係の方、計3名分がロビーイングするための助成金が取れそうである。TNnetとして彼らをどう扱うか、決める必要がある。

【審議事項】④TNnetの今後        
「今後」と一口にいっても、短期・中期・長期的な意味で異なる。TCSFは解散し、TNnetは継続することが決まっている。TCSFという人・金などのリソースがない状態でTNnetとしての今度をどうするか。同じ団体がずっと事務局を務めるのは健全ではないのでは。事務局として、反省点はきちんとまとめて、渡すつもりでの情報は整理できている。ただ、どこがネットワークを引き渡す先か、わからないままで話すのは困難であり、皆不安に思っている点である。
短期的な課題としては、
総括ステートメント、ODA2倍増・円借款4000億への対応、定期協議会、
中期的には、
G8サミット対応、TNnet当初の終了見込み
長期的には、
TICAD Vなど
    等が挙げられる。
30日の懇親会前に、アフリカNGOを交えて今後の連携についてミーティングを行った。今後、連携を行う体制としては、アフリカ側のフォーカルポイントとしてGustaveがおり、日本側にフォーカルポイントとしてTNnetを位置づける。アフリカ側はフォーカルポイントを中心としてメールにより常時つながっていて、日本側からのインプットに対してアフリカ側がアウトプットを出す、という体制。地域レベル、国レベル、テーマ別で話す。
今回は、団体として参加している人以外に情報が伝わっていない。ウェブへのアップなど、情報提供が必要

【審議事項】⑤その他の懸案事項      
<アフリカンフェスタについて>
6月10日夜にプログラム委員会の反省会が開催され、出展団体のアンケートを元に話し合いが行われる予定である。プログラム委員会としてTNnetが果たした成果をもっとアピールする必要がある。TNnetの名前がプログラムにさえ書かれておらず、誰にも知られていない。また、TICADへ向けてのイベントだったのに、そのことがまったく書かれていなかった点も問題である。
次回のアフリカンフェスタも横浜で開催の可能性が高い。それをどの程度TNnetとして後押しするかは、TNnetとして改めて話し合う。
<お礼周りについて>
お礼周りは重要。事務局でリストを作るので、抜けているところを指摘してもらえれば。

第17回TNnet会合 議事録

日時:2008年5月15日(木) 10:00~12:00
場所:早稲田大学19号館 313号室

参加者:(特活)アフリカ日本協議会、(特活)アフリカ地域開発市民の会(CanDo)、エイズ孤児支援NGO・PLAS、(特活)草の根援助運動、(財)ケア・インターナショナル ジャパン、(特活)サパ=西アフリカの人たちを支援する会、財団法人、ジョイセフ (家族計画国際協力財団)、(特活)TICAD市民社会フォーラム、日本リザルツ、(財)日本フォスター・プラン協会(プラン・ジャパン)、(特活)日本国際ボランティアセンター(JVC)、特定非営利活動法人 DPI日本会議、(特活)ハンガー・フリー・ワールド、(特活)ワールド・ビジョン・ジャパン

【報告事項】
①TNnetの収支状況およびその他の連絡事項 【事務局】
②People's TICAD進捗状況・報告 【PRチーム】
③アフリカンフェスタ準備状況報告 【PRチーム】
④定期協議会・官民連携懇談会の報告 【WVJ谷村】
⑤TICADアクセスパスの報告事項 【事務局山田】

【審議事項】
①TICAD IV市民社会セッション進捗状況報告 【TCSF舩田クラーセン】
②TICAD本番前後の戦略について 【TCSF舩田クラーセン】
③TICAD IV本番中ローテーションについて 【TCSF舩田クラーセン】
④TICAD IV後の活動について 【HFW冨田】

【報告】①TNnetの収支状況およびその他の連絡事項【事務局】                       
前回の会合で共有した収支報告では、People’s TICADに必要な助成が確保できず、大幅に赤字が出ていたが、その後、プログラムの広告を募集し、少しは解消され、今のところPeople’s TICADが終わった時点で見込まれる同事業の赤字額は58,732円となる。ただし、TICAD IV本番前後には、27日の調整会合、市民社会セッションを開催し、直後に記者会見(会場を借りて開催)もあるため、さらにいくらか費用がかかることとなる。したがって、People’s TICADプログラムへの広告のほうの呼びかけ協力を、皆さんに力をあわせていただくようお願いしたい。
加盟団体からのカンパの協力のもと、17団体から拠出金があったが、続けて是非ご協力いただきたい。

【報告】②People's TICAD進捗状況・報告 【PRチーム】                          
会場や後援などの調整は終わり、あとは出席者(スピーカー)の最終調整をしている。アフリカ外交団(ADC)団長のタンザニア、ムタンゴ大使の参加、山田耕平氏、アフリカエッセイコンテストの受賞者(市民の方)の参加などは確定し、また、横浜市長中田宏氏からメッセージを頂けることも確定した。
総合司会は(特活)草の根援助運動の山中さんにして頂く。
運営費で赤字が出た部分は、広告収入として17万円を収入とすることができている。
本日、PRチームの何人かと会場の下見に行くため、全体プログラムの確定をしたいと考えている。
アフリカNGOとしては、African Council of AIDS Service Organization(AfriCASO)/African Civil Society Coalition on HIV/AIDSのDr.Cheick Tidaiane TALL、Civi-Commission for Africa (C-CfA)/Social Watch BeninのMr. Gustave ASSAHが確定しており、World Vision AfricaのMrs. Susan MBAYA GUMISAYAも(25日の早朝に来日するため)参加できる可能性がある。

【報告】③アフリカンフェスタ、その他の準備状況報告【PRチーム】                      
【アフリカンフェスタ2008】
準備の方は順調にすすんでいる。クロスワードラリーの実施を考えており、各加盟団体のブースで文章になる一文字を決め、集めて文字を埋め、景品を渡す、というもの。是非ご協力頂きたい。
当日17日、ロゴ、リーフレット、配布資料など出展している加盟団体へ渡すため、こちらもご協力頂きたい。
【その他】
メディアから取材の問い合わせが事務局の方へきている。問い合わせは引き続き事務局で受けるが、内容によっては適当に各団体に割り振ってもらうため、対応のご協力をお願いしたい。
【意見】
TICAD IV本番中はプレスリリースを毎日出すこととなっている。本番中、会場での紙媒体での配布、またTNnet事務局(TCSF)から電子媒体でプレスリリースを流すことになるが、現在の送信先は、主にTCSFのリスト、その上でプラン・JVCでカバーしているものとなっている。文言のトーンや内容によっては、発信できないものもある。そういう意味で発信先のリソースについては、どこかで擦り合わせをしてもらうのが良いかもしれない。今日のPRチームのMTGで考えて頂きたい。

【報告】④定期協議会・官民連携懇談会の報告 【WVJ谷村】                         
5月7日(水)に第七回の定期協議会、官民連携が行われた。本番前の非常に忙しい合間を縫って、木寺昌人アフリカ審議官(途中退席)、国際協力局廣木重之参事官、アフリカ第二課岡田課長などが出席した。
後半の官民連携懇談会については、自治体、企業、学校など様々なアクターから市民レベルでの交流がどのように動いているかが発表され、メディアも多く入った。アフリカ・日本間交流における民間の役割の重要性、NGOと他のアクターが協働して成果を出している点の共有ができて、有意義な懇談会となった。
定期協議会にはNHKのカメラが入り、来日しているMr. Gustave ASSAH氏への密着取材もあった。その後、ヘラルド朝日が官民連携協議会のつながりで発表をした方へ取材をしたり、LEE JapanもNHKに取材を受けている。このようなアフリカ理解の広報を促進する一助となったのも成果と言える。
【意見】
今回の定期協議会の成果として、木寺審議官が(カメラが入っている場で)、TNnetが主張する3ポイント(MDGs、民主化、市民社会参加の重要性)のいずれも重要だということを発言したのは画期的なことである。
官民連携懇談会の成果は、TICAD後の定期協議会やフォローアップにも活かすべき。

【報告】⑤TICADアクセスパスの報告事項 【事務局山田】                          
TICADの参加者については、ID登録は終わらせ、いつIDを受け取ることができるかなどを外務省に問い合わせ中。アクセスパスについても外務省からの返答待ちの状態である。
13日(火曜日)に外務省から事務局へ連絡が入り、明日16日(金曜日)に事務レベル調整会合をすることとなった。(外務省から3名がTNnet事務局へ来て会合をすることになっている)

【報告】⑥TNnetのアドボカシー関係の活動報告【HFW冨田】                         
TNnetの活動目的としている「アフリカ市民社会の声を届ける」というポイントを実現するために、今回TICAD IVへ向けて(Civil G8以降日本に滞在している)Mr. Gustave ASSAHをロビイングの中心として外回りをしている。MDGs、民主化、市民社会参加のポイントに絞り、日本とアフリカの市民社会が協働していることを広報することが目的。
今週の外回りとしては超党派議員とNGOの合同会議、民主党NGO小委員会の勉強会。
この外回りの際に、横浜市長の中田宏氏、神奈川県知事、駐日ベナン大使、日・ベナン友好議員連盟、AU議連のほかの人、など、会った方がいい、という提案を受け、来週もまた引き続きGusutave氏と共に外回りをする予定。
本番前で忙殺されており、動きがとても速く、TNnetへの報告が遅れてしまっているところもあるが、少しでも前もった情報共有できるようにしたいと思っている。

【審議】①TICAD IV市民社会セッション進捗状況報告【TCSF舩田クラーセン】               
TICAD IV本番の準備のため、27日に事前調整会合を開催し、日本と海外からのNGO全体の調整をする予定。海外からはアフリカ招聘NGO10団体、国際NGO、外務省へ問い合わせをし、自費で参加することになっているその他のNGO6団体にも声をかけ、NGO全体の調整会合とする。
27日の調整会合では、今までのTNnetの活動がわかる資料、VOICES、緊急提案について共有し、議論することとなる。(海外NGOにはこれらの文書を事務局から事前にメールで共有しておく。)
全体会、分科会などのアクセスパスについては、事前にも調整をし、この調整会合で海外NGOと共に直前にも確認する。
毎日プレスリリースを出すということで、その内容などについても調整が必要。
(すでにML上でも共有されている)TICAD IV本番のプログラムスケジュールについて、「TICAD IV参加者対象」となっているところ(市民社会セッションや、JBIC、JICAなどのシンポジウム)はIDを持っている人であれば参加可能なはずであるが、事務局から再度確認を取っておく必要がある。
VOICESの要約を参考資料として配布してもらうことが可能かどうかは外務省に問い合わせ中。

【1日目:28日】
1日目の市民社会セッションの中で、話される収斂を27日の調整会合で行う。
横浜宣言・行動計画の修正版が5月2日に発表されたと報道されていたが、内容は詳しくはなっているものの、目標数値などの具体的な数字が入っていない。このあたりの見込みに合わせて、今までのVOICESや要望をした時期にした上で、1枚もののプレスリリースを出す必要がある。これは市民社会セッションでアフリカNGOが話すベースになるだろう。
夜の野口英世アフリカ賞授賞式の参加者については、何らかの提案をください、とTCSFへ内閣府から連絡があり、以前TNnetの加盟団体へ自薦・他薦を含め確認のメールを送った。それをもとにTNnetの加盟団体で、保健衛生分野で活動している団体、アフリカに長くかかわっている団体、などをTCSFとして推薦したが(18団体ほど)、内閣府はあくまで参考にする、という程度だったので、その後どこに招待状が行ったかは確認していない。TNnetの加盟団体の中からもいくつかは代表レベルに招待状が行っているはず。

【2日目:29日】
<分科会>
2日目は分科会があり(午前)、4つに分かれて(A.成長の加速化、B.人間の安全保障の確立:MDGs達成、C.人間の安全保障の確立:平和の定着とグッドガバナンス、D.環境・気候変動問題への対処)開催される。
1日目は同時並行で開催される会議がないため、パスのローテーションに余裕があるが、2日目のこの分科会は同時並行で開催されるため、アクセスパスで誰が中に入るかを十分調整する必要がある。
パスを持つ人は、分科会の内容の専門性を持ち、プレスリリースや記録づくりに従事できる人である必要があるということを念頭に調整を行いたい。
「TICAD IV参加者対象」とされているその他のシンポジウムなどのイベントについては、色々なイニシアティブが話され、我々からも発言が許される場でもあるから問題提起などをするのは重要。これについても、誰が出るか事前調整したい。
「一般参加者対象」のイベントについては、必須ではないが、メディアなどから「市民社会としてどう思うか」などと聞かれることがあるだろうから、皆で参加を調整し、カバーできるようにした方が良いだろう。
<全体会合での「市民社会との対話」>
市民社会からの発表としては、5分~7分の発表が可能。
誰が発表するかなども、27日の調整会合と1日目の様子で決める必要がある。

【プレスリリース・記者会見】
TICAD IV前後に必要とされるプレスリリースの発行は下記の通り:
日時 内容 目的・詳細
27日 市民社会セッション提起者の内容
28日 市民社会セッションの内容
29日 昼 分科会の情報をもとに、
保健、食料、民主化などの内容をカバー
    夜 「市民社会との対話」で発表する宣言文をそのまま 3本の柱に合わせた
我々のポジションの鮮明化
30日 横浜宣言&行動計画&フォローアップ 議長サマリーの内容への対応
に関するリアクション
(記者会見) (同上)

*ガボンでの閣僚会議で実績のあるプラン高木、WV Mr. Mbaye+アフリカNGOの方に主として書いてほしい。そのために、彼らのアクセスパスは確保すること。
※30日は、記者会見場に行って、TICAD共催者の感想を聞いた上で、横浜宣言・行動計画のポジションと併せ、市民社会の意見をインタビューしてもらえるようにする。前日準備し、最終化するプレスリリースなどをとにかく記者の方々にばらまく。
→それが終わったら東京都内に移動し、日本とアフリカの記者会見を行い、一連の評価を伝える。
※記者会見は、内幸町のフォーリンプレスセンターを予定しており、会場は14時~17時で仮予約している。(会場での記者会見ができるかどうかは外務省に確認したが、パシフィコ横浜は使えないとのこと。はじめは、横浜での開催を考えていたが、政府側の隣で開催しても目立たないこと、むしろ政府側の直後に記者をつかまえればよいだろう、というアドバイスを記者の人にもらった。また、色々なメディアの方に、東京でやってほしい、と意見をもらったため、東京での記者会見を予定している。)
ガボンでの教訓だが、参加者と共催者間では感想が違うため、自分たちのポジションをしっかりと意思表示する必要がある。ここで、アフリカNGOと協働の意思を伝えることが重要。

【TNnetの活動スペースについて】
TNnetが会場でアクセスパスの受け渡し、プレスリリースの作成などの作業をするためには、みなで集まるスペースが必要。以前事務局から控え室を確保できないか確認したが、1日9万円のロジ室しか使えないということで(赤字の活動費を背負う)TNnetとしてはこの利用はできない。
外務省からは、モニタリングルームには誰でも入れるからそこを使うように言われているが、モニタリングルームには、大臣級や国際機関からの参加者などもいるため、あまり話し合いの場としては使えないであろう。
そこで、やはり拠点とすべきは、TNnetがもらえるとされている無料の展示スペース(机のみ)ではないだろうか。ここがどのような場所でどのようなスペースとなっているかは、見てみないとわからないが、現在外務省から「机いくつ分のスペースが必要か」と聞かれているため、机2~3台分、また電源があるところ、という要望を事務局からしておく。

【展示ブース・及び展示ブース出展団体のID登録数について】
TNnetから展示ブースを出展する団体は4団体(あしなが育英会、AAR、アフリカ理解プロジェクト、サパ)。今週やっと展示ブースの業者から連絡があり、27日に展示ブースの準備をすることが連絡されたが、TNnetからID登録しているのは2名のみであり、また団体によっては理事長レベルの方々なので準備ができない、という問題について、どう対処するか。
<決定事項>
展示ブースに必要な人材としても、人材が足りなくなるのはおそらく1日目の市民社会セッションの日であろうことから、出展する4団体を28日の市民社会セッションの参加者として1名招待することとし、ID登録ができるようにする。

【審議】②TICAD本番前後の戦略について【TCSF舩田クラーセン】                      
【プログラムの詳細説明】
この期間招聘されているアフリカNGOの発言の場、最後の市民社会と共催者の場、としている。アフリカ支援に尽力している著名人にも参加してもらうことでPR力を上げようとしている。開会挨拶については、黒河内大使にお願いする。アフリカ側からの代表としてGustave ASSAH氏(仏→英は冨田)、VOICESをベースとして、アフリカ日本市民社会側からの提起をする。この時期に重要になっているテーマを運営委員会でも相談し、食料関係、MDGs、民主化、と絞ったうえで、市民社会の参加が土台になっていることは伝えている。発表者を推薦している。チュニジアRotimi ザンビア Anne VASU をジェンダーバランスを考えてお願いしている。出ている名前については今調整中で、今日議論したい。オープン・ディスカッションについては、最初の問題提起については、市民社会参加の部分、ズルさん、その他のアフリカNGOについては、全員に一事で良いのできちんと発表していただくことを促す。総括は大林。最後に、歌手のチャカチャカさん、ぎりぎりの時間までJETROのアフリカンフェアに出席しているため、メディアアテンションを目的に参加してもらう。

【意見】
・イボンヌさんは17時10分終わりくらいにやってもらえるようにする。(引き延ばす)(会場まで来て頂くアテンドはきちんと確保するようにする。)
・国際NGOにも話させる必要がある。(これについては、27日の調整会議で話し合う)
・野口英世賞を取る、アグレフが来る。アグレフにも声をかけている。
・会場に偉い人が来た時に、どう割り振るかのイメージする必要あり。
・パネルディスカッションの名前を確定する日を決め(来週の水曜日5月21日まで)、その後にはオープン・ディスカッションのところで意見を言ってもらう。(舩田さんに裏プログラム)席を決めないといけない。
・表プログラムと裏プログラムを作った方がよいであろう。
・チャカチャカ、ユッスンドゥール、パスカル・ムクンビ(元モザンビーク首相)も参加するよう依頼
※また、ネット中継に関しては、20万円といわれている予算を探し、実際にやるかどうかは運営委員会に一任してほしい。(後日、加盟団体の結核予防会のご協力で実現の方向)

【会場での市民社会のパフォーマンス】
会場で、NGO参加者だとわかるように日本・アフリカ・国際NGOすべて何らかのものをつける。
特に、3日目のメディアの際、市民社会の代表とわかる必要がある。
何をつけるかについては、PRチームに検討してもらう。(予算はない)

【審議】③TICAD IV本番中ローテーションについて 【TCSF舩田クラーセン】                
【パスのローテーション】
パスを持つ人には、プレスリリースの原文を作ってもらう
1日目についても出てもらわないと、2日目の内容がわからないであろうことを鑑み、本番でいかにアドボカシーの成果が出せるか、というところが重視しなければいけないので、このローテーション案は、その点を重視して運営委員会から提案したい。
重鎮の代表クラスがリストに入っているが、TNネット会合にほとんど参加していない、VOICES作りに関わってない、プレスリリースを作成できない、というのでは全体にとって成果を出すことにならないため、実際に動ける人に入ってもらうことが重要。
また、1日を通して一貫して記録を取る人が必要。
10のパスのうちの2名は、全部に出る人。
1日目は市民社会セッションがあるので、仕方ないので、AJFの斉藤さん、JANIC高木さんに出てもらう。
2日目については冨田さん、稲場さんに通しで出てもらう。
分科会部分については、以下の提案。
経済成長の加速化については、冨田さん、則武さん
MDGsについては、谷村さん、白須さん、
平和の定着とグッドガバナンスについては、ピースビルダーズの篠田氏、AR小峯氏にお願いしたいと考えている。
環境については、アフリック・アフリカ岩井、ほっとけない高木さん
午後のパスについては、後ほど戦略を立てる。

【審議】④TICAD IV後の活動について【HFW冨田】                               
5月12日に、TICAD後のネットワーク体制について考える会合を行った。そこで議論されたのは、ネットワーク機能の継続、定期協議会のフォロー、アフリカNGOとの連携、TICADフォローアップメカニズムへの対応、活動記録、事務局についてなど。基本的には、全面的にTNNetの活動を続けた方がよい、という意見の上での議論となった。
【今後のネットワーク目的の骨子の提案(意見)】
アフリカNGOとの連帯(TNnetの一番の成果だという認識)
TICADフォローアップの文脈の中でTNnetがどういう役割をするか、というところでフォローアップメカニズムに入れてもらうのを議論する場を設けた方がよい、という提案
TICADの政策論議が続けていく必要がある
アフリカのことを日本の人たちに知らせる、きちんと日本の人たちにアフリカ理解を広げる目的の行動もカバーする
国際的な動きへのインプット
記録の継承が必要
日本政府、アフリカ政府への働きかけ
これらの提案をもとに、これからの活動をどう具体化していくかについては、TICAD後の会合でさらに議論を深めたい。

第16回TNnet会合 議事録

日時:2008年5月1日(木) 14:00~16:00
場所:早稲田大学19号館 710号室

参加団体:
(特活)アフリカ日本協議会、(特活)ハンガー・フリー・ワールド、(特活)TICAD市民社会フォーラム、(特活)ワールド・ビジョン・ジャパン、(特活)国際協力ボランティアセンター、(特活)アフリック・アフリカ、(特活)難民を助ける会、(特活)DPI日本会議、(特活)草の根援助運動、(財)JOICEP、(特活)サパ=西アフリカ人たちを支援する会、日本リザルツ、(特活)ほっとけない世界のまずしさ、(財)日本フォスター・プラン協会、(特活)ケア・インターナショナル、(特活)CanDo、(同不順)

【報告事項】
①Gustave ASSAH氏 ゲスト参加
②PRチームからの報告【プラン 林】
③事務局からの報告【事務局 西岡】
④4月28日「ITCAD IVへ向けた超党派議員とNGOの合同会議」報告【WVJ 谷村】
⑤官民連携懇談会の準備状況について【TCSF 舩田クラーセン】

【審議事項】
①TNnetのExit Planについて【HFW 冨田】
②TICAD IV本番参加 日本NGOリスト【TCSF 舩田クラーセン・事務局山田】
③定期協議会の審議事項【AJF 斉藤】
④5月28日市民社会セッションについて【TCSF 舩田クラーセン】
⑤TICAD IV前後の戦略について【TCSF 舩田クラーセン】

【報告】① Gustave ASSAH氏 ゲスト参加                                   TICAD IVの結果がG8サミットへも大きく影響することを鑑みて、4月23-24日に京都で開催されたCivil G8へ、10月のTNnet主催国際シンポジウム、TICAD地域準備会合(於:チュニジア)やTICAD閣僚級準備会合(於:ガボン共和国)へ参加したGustave ASSAH氏が出席した。彼は、TICAD IVへのアフリカNGO招聘者としてTICAD IVへ参加予定だが、TICAD IVまでの1ヵ月間(Civil G8からTICAD IVまで)TNnetと共に働きかけをしたいと希望し、日本に滞在してくれている。(宿泊先・期間中のスケジュールなどについてはHFWとTCSFでフォローし、(特活)草の根援助運動の山中氏の自宅でホームステイさせて頂いている。)
【Gustave ASSAH氏の挨拶】
今回、日本に滞在し、共にアフリカのために活動できる機会を頂けたことに感謝している。私たちは、アフリカのために一緒になって働きかけをする必要がある。MDGsの達成のためにも、TICADを良いものにするためにも、滞在中は出来る限りで尽力したい。アフリカNGOもTNnetの活動に大変感謝している。これからもTICADへ向けて、アフリカNGOとの情報共有、共に働きかけを行っていきたい。

【報告】② PRチームからの報告【プラン 林】
【アフリカンフェスタ2008(5月17-18日)】
外務省との交渉で、TNnetはレクチャーコーナーの枠を確保しており、調整状況は下記:
(5月17日13:00~)
司会進行:HFW冨田
平和(20分):AAR堀越(VOICESの紹介、スーダン現地の紹介)
MDGs(20分)WVJ谷村
(5月18日13:00~)
司会進行:プラン林
気候変動(20分):TCSF舩田クラーセン
経済成長(20分):WWFに依頼中
当日のTNnetブース出展には人員が必要となってくるので、加盟団体のみなさまからも是非ご協力いただきたい。

【People’s TICAD~みんなも参加できるアフリカ開発会議~(5月25日)】
もともと企画時点では、“オルタナティブ会合”と称していたが、国際的に言う“オルタナティブ会合”とは最終的に異なる形の会議となったため、“オルタナティブ会合”とは呼ばず、「People’s TICAD」と呼ぶこととなった。
5月25日(日)TNnetで主催。UNDPが共催ではなく、後援という形で参加することになった。それ以外の後援機関については殆ど承認が下りている状態。
参加者としては、アドゴニー・ロロ氏(タレント)は出席確定。その他TICAD IVに呼ぶアフリカNGO、一校一国運動の関係者に出席を依頼しているが調整中。(外務省を通して、TICAD親善大使の鶴田真由に参加可能か打診中、など)
5月24日にTNnet加盟団体のTCSF・ほっとけない世界のまずしさが共催で「Run for Africa」というイベントを横浜の日産スタジアムで開催する予定。幅広く広報をする予定なので、TNnetとも連携を組み、People’s TICADの広報調整もできればいいと考えている。
【協力願い】
予算は、27万円ほどの赤字が出ているため、この赤字をどのように埋めるのか。お金が集まるようにPRチームでもファンド・レイジングを積極的に探している。TNnet加盟団体のみなさまにも広告で資金的な協力を頼めるような機関をご紹介頂きたい。(特定の宗教・政治団体でなければ、資金的な援助をする後援機関は縛りを設けていない。)

【報告】③ 事務局からの報告【事務局 西岡】
【TNnet収支状況の確認】
現段階で5月末の見込みとして、19万円ほどの赤字となる。People’s TICADの広告収入が得られないこと(People’s TICADの主な資金援助機関であるUNDPの援助金には“広告費”をつけることができないため)によって出る赤字のため、TNnetへの拠出金(任意のカンパ金)をまだ出資していない団体があれば、是非ご検討いただきたい。

【報告】④ 4月28日「ITCAD IVへ向けた超党派議員とNGOの合同会議」報告【WVJ 谷村】       
4月17日に民主党のNGO小委員会の勉強会にTNnetとG8フォーラムが呼ばれ、TNnetからは運営委員が参加した。そこで、これまでのNGOの活動と外務省との対話が、今回の外務省が発表した横浜宣言・行動計画に全く反映されていない状況を伝えたところ、議員の方々から後押しがあり、超党派の議員を集めたNGO会合を開催し、外務省と横浜宣言・行動計画について議論する場を設定する、という運びになった。
TNnetからは横浜宣言・行動計画に対する緊急要望、及び行動計画に対する対案を持ち臨んだが(しかし、28日以前にもすでに外務省にはこれらの文書を送っていた)、外務省木寺昌人アフリカ審議官からの回答は「民主化についてはすでにガバナンスの部分に含まれていると我々は認識している」「MDGsについては、横浜宣言の前文からは外したが、ちゃんと行動計画に入っている」などと非常に曖昧で、NGO側も満足した回答が得られなかった。議員からは、この木寺アフリカ審議官の発言に対して「これではゼロ回答だ」との叱りの言葉が投げられたが、とりわけ進んだ回答は得られなかった。フォローについてはその後の審議事項としてTNnetとしても検討していきたい。

【報告】⑤ 官民連携懇談会の準備状況について【TCSF 舩田クラーセン】                 
これまでの会合で何度も共有していきているように、開催趣旨としては、いつもの通りの定期協議会+αで、TICAD IV前の追い込みという形として外務省との対話に臨む必要がある。外務省がTICAD IVへ向けて開催してきた官民協議会(第1回目の開催時(2007年12月)には「官民協議会」といった名前がついていたが現在は「TICAD・日本アフリカ交流年協力推進協議会」となっている)は経団連や大企業だけが参加している状況であり、「民」と言っても一部の企業しか参加できず開かれたものになっていないことが問題である。そのためにも、今回の官民連携懇談会を開催し、NGOと外務省との対話の開かれた会議形式の確保、様々なアフリカに関わるアクターとの新しい協議会という形を作る、というのが目的である。
現状の進捗状況については、資料の通り。また、最終的な出席者の調整については運営委員会に一任することとなっているため、引き続き調整を行っていきたい。

【審議】① TNnetのExit Planについて【HFW 冨田】                              
4月後半、事務局から加盟団体へTNnetのExit Planに関するアンケートに協力頂き、集計を取りまとめた。今回のアンケート(25団体が回答)の調査結果としては、「人的・資金的なリソースの確保が難しかった」「一部の団体が業務を負担することとなった」「情報共有が十分でなかった」という指摘があったものの、全般的には、「TNnetとして多くの成果を残せた」「アフリカNGOとの連携で構築したものは続けていくべき」などの意見が多く、「TNnet後もこのようなネットワーク機能を継承するべき」という意見についてはほぼ全員一致した。
この結果を土台に、次回のTNnet月例会合で今後のExit Planについて話したいと考えている。その前に小さなグループでフォローアップの体制としてどんな体制、骨格があるのか、という案を出したいと考えているため、骨格作りのMTGを設定できればというのが提案。

【決定事項】
できるだけ早急に、TICAD後のネットワークについて(TNnetのExit Plan)について議論する場を設けることとする。(加盟団体に呼びかけ希望者のみの参加とする)

【審議】②TICAD IV本番参加 日本NGOリスト【TCSF 舩田クラーセン・事務局山田】           
TNnet加盟呼びかけ、本番へのアクセスパスの必要性の有無をクライテリアに基づいて確認したところ、加盟団体が増えた他、アクセスパスの申請についてはTNnet加盟団体計64名(+介助者1名)、TNnet以外の3団体5名があった。
前回までの会合から、参加者選考のクライテリアは下記の通り:
①TICAD IVの4つの協力分野での活動に従事
②TICAD IVのプロセスに関わってきた
③TICAD IVの4つの協力分野以外で重要な分野の活動に従事
※人数調整が必要な場合は、①と②を優先
このクライテリアをもとに、事務局が呼びかけ集めたTICAD参加希望のリストより、参加者を決めなければいけない。

【決定事項】
<優先順位>
月例会合では以下の優先順位で、外務省との交渉結果として出てくる数にあわせて調整する。
1.全64名(プラス介助者)
・TNnet加盟団体は全申請団体から2名まで。(TICAD IVのプロセスに関わっているため)
・TNnet加盟団体以外の団体の中で①と②にあてはまらない(アイセックはお断りする)
・加盟団体以外については1名の参加とする。
2.全55名
①1.からVOICESづくりやTICAD IVプロセスへの関与をしてきた団体については優先的に2名    の参加をOKとする。
②これについては自己申請(アンケートへの記述)で、コミットメントについて○と書いた団体の2名をOKとする。
③同時に会合でこれまでのコミットメントから考えて是非2名参加してもらうべきという団体は2名。
3.全53名
・2.②の団体までとする。

事務局は、これらの決定事項をTNnet加盟団体、及び参加希望をしているその他の団体に連絡し、ID登録フォーム、ID登録証用の顔写真を集める。

【審議】③定期協議会の審議事項【AJF 斉藤】                                
運営委員会で定期協議会の審議事項案として下記を提案:
1.  ガボン閣僚級準備会合を踏まえた横浜宣言・行動計画に関する審議
2.  TICAD IV本番の参加について
3.  TICAD IV後のフォローアップ
-洞爺湖サミットとのつながり
-TICADフォローアップメカニズム      (力点は1と3)
出来る限りのアドボカシーはTNnetとしてもしてきたため、今後は、日本に来ているアフリカNGO、つまり、Gustave ASSAH氏を表に出して、ロビイングを行い市民社会の重要性を訴えていく必要がある。TNnetの活動趣旨としては、やはりアフリカNGOの声をTICADへ届けるということが重要であり、アフリカNGOの声を代弁するのが我々の役目であろう。彼を前面に出して、彼が背負っているアフリカ市民社会の期待を、メディア、外務省、その他に広報していくのが良いのではないか、というのが運営委員の提案。

【決定事項】
1. については、Gustave ASSAH氏にも発表してもらう
1. についてはGustave ASSAH氏が外務省や国会議員など回ってロビイングを続け、微妙な政治部分も考慮し、戦略を決定する。
審議事項について、TNnetからは、下記の者は説明(発表)を行う:
HFW冨田、2. AJF斉藤、3. WVJ谷村
3.の項目では、4月23-24日に京都で開催されたCivil G8の際に、「G8サミットの議論を、行動計画に反映させる」という意向を外務省筋が発言したということ、また河野雅治外務審議官が発言した「TICADは担当ではない」というポイントを引き合いに出して、TICAD IVから洞爺湖サミットへのつながりを確認する。(G8フォーラムが出した緊急提案を資料として準備)

【審議】④5月28日市民社会セッションについて【TCSF 舩田クラーセン】                  
5月28日にTNnetが主催することになっている市民社会セッションについては、メールで共有している通り。中身についてはこれでよいか。
TNnetとしては、会場内および当セッションでアドボカシー活動をしっかりと見せることが重要となる。特にアフリカNGOの声をしっかりと届けている、彼らが主体となってTNnetと連携している、という部分を見せることが重要。正式参加者と話しをし、市民社会はパートナーとして対等であるところを見せる必要もある。
市民社会セッションの参加者については、リストのたたき台を事務局で作成し、運営委員会で確認したいと考えている。
食料価格の高等問題については、発言するなどの場も設けた方が良い(問題提起)。
この時点ではVOICESを発表しても横浜宣言、行動計画に影響を与えることができる時点ではないため、緊急要望の3点(MDGs、民主化、市民参加)について我々が強調していることを強く訴え、これに問題提起として、事前にアフリカNGOと相談し、どの項目を発表するか、というところを検討する必要がある。そのためには、これらの問題提起についても資料を準備(英・仏)する必要がある。
日本側からたたき台を上げ、アフリカNGOからインプットをもらう、という順序で進めるのが良いのではないか。そして、発表はアフリカの市民社会にお願いするのが良いだろう。

【決定事項】
問題提起の中身については、政策チームが主となり、アフリカNGOと連携を組みながら、G8フォーラムと一緒に検討する。

【審議】⑤TICAD IV前後の戦略について【TCSF 舩田クラーセン】                      
【確認・決定事項】
政策チームで作ったものは、People’s TICADでも発表され(触れる)、5月27日に予定しているTICAD事前NGO調整会合で最終的に資料として出せるものの合意を取る必要がある。
TICAD IV中は、毎日プレスリリースを出す必要があるであろう。毎日プレスリリースを出す(作成する)担当を決めなければならない。これはPRチームと政策チームで合同実施するというのはどうか。
NGO専用の控室などはないため、プレスリリースを作成する場所は、会場内のどこか(モニタリングルーム)か廊下で行うこととなるであろう。
記者会見をどうするかについては、記者会見をすることにしたら、日本記者クラブで開催し、多くがきた。外務省側の記者会見は、(5月30日)同じ場所で開催できるか。これについては事務局が確認しておく。
TICAD開催時期は情報があふれすぎているので、主催者がやっていることの批判がポイントになるであろう。

【参考:これからの諸イベント】
5月7日 第七回定期協議会+官民連携懇談会
5月17-18日 アフリカンフェスタ2008@赤レンガ倉庫
5月25日 People’s TICAD
5月28日 TICAD IV 市民社会セッション@パシフィコ横浜(Closed)