日時:2005年2月17日(木)午後2時半~(30分程度) 場所:独立行政法人 国際協力機構(JICA)理事長室 出席者 JICA:緒方貞子理事長、黒川恒男アフリカ部長、諸川浩之中西部アフリカチーム TCSF:大林稔、舩田クラーセンさやか、長島美紀
【 議 案 】 (◆=TCSF側、◇=JICA側) 1. TCSFの活動紹介 ◇TICAD Ⅲで市民社会に言及したのは緒方氏のみであることを伝える。 ◇TCSFの成立の経緯として、NGOが参加しても周辺化していることへの苛立ちや、「対アフリカ政策、協力をアフリカを主体に実施したい」との思いから設立された。 ◆白書、アラート、パートナーシップセミナーの紹介。パートナーシップセミナーではぜひJICAや外務省にも協力をお願いしたい事を伝えた。また、第1回をモザンビークで行うほか、マラウィでの実施の可能性とUNDPとも協力をお願いする事も伝えた。 ◇このとき2004年12月にアディス・アベバで開催されたアフリカNGOの言及があり、Africa Humanitarian Action (AHA、http://www.africahumanitarian.org/)の紹介があった。 2. アフリカ支援に関する声明案 ◆従来のアフリカ支援をより良くするためにTCSFでは声明を出す準備をしている事を伝える。声明案では、0.7%公約、アフリカの支援を全体の30%にする事、従来の援助枠組ではなく、新たな枠組みを創出し、NGOも対象とする事を提案 ◆政府、地方政府の能力の低さを指摘し、NGOを中心に行うことや、日本の援助の硬直性を指摘。 ◇セネガルの管理組合の成功例などを指摘した。また、市民社会への過大な期待は難しい事も指摘された(緒方氏)。 ◆マイクロクレジットの返済率の高さからみても市民社会の能力は充分あるとは考えられないだろうか(大林氏)。 ◇協力隊の役割としては、その活動を面に広げるため、セクターをつなげることもある。その中にはNGOはもちろん、役所、コミュニティー、なども入るのでは。 ◇NGOのクレディビリティをどう評価するのかは問題。TCSFが評価をしてくれるというと良いのだが。 ◆アフリカで活動するためには、日本の人材育成も重要な問題となる。そのために現在TCSFでは「アフリカ学講座」の準備を進めている。 ◇TICADの問題点としては、議論だけになってしまった問題がある。国連でもそうだが、話すだけではなく、行動する必要がある。もちろんそれを言葉で表現することも重要だが。 ◆日本の事業実施型NGOやアフリカのNGOは発言する事が少ない。その代弁ができれば。また、日本のODAをもっと増やして欲しいなど、ODAへの意見も言うべき。◇現在アフリカがJICAに占める割合は増えてきており、以前に比べると進歩がある。そこも合わせて評価して欲しい。 ◆TCSFも問題の案件だけではなく、良い事例なども合わせて紹介し、なぜこれがうまく行ったのか、どうすれば良いのか等、考えていきたい。 以上