団体概要 組織図 役員・賛同人・団体会員 定 款 利用規約(個人情報保護ほか)

   TICAD市民社会フォーラム(TCSF)について

TICAD市民社会フォーラム(TCSF)は、アフリカの人々が主役となるアフリカ開発の実現に向けて、アフリカと日本の市民・NGOが手をつないでできた団体です。2008年に開催が予定されている第4回アフリカ開発会議(TICADW)に向け、よりよいアフリカ支援のための政策提言をしています。


アフリカの草の根の人々へ届く支援の実現を目指して、わたしたちは
   1. 日本そしてアフリカの市民レベルでのネットワークを築きます。
   2. 日本の対アフリカ政策につ いて調査分析活動を行い、その成果を元に政策・制度の改善を促します。
   3. 2008年開催のTICAD Wが、市民社会の提案を反映し、具体的な行動を伴うように働きかけます。
             
          − 知る・つながる・共に創るアフリカの未来 − 
  アフリカの未来は、日本の未来の姿でもあります。ぜひ、私たちと一緒に活動してください。


■□ 日本の対アフリカ政策についての現状認識
2004年6月
日本とアフリカの人的・経済的関係は希薄です。しかし、実は日本政府はアフリカの人々の暮らしに大きな影響力を持っています。日本のODAはアフリカへの二国間援助全体の10%(1997-99)を占めており、しかもアフリカは援助依存率が最も高い地域となっています(開発途上国の粗資本形成における援助依存は平均4%ですが、アフリカでは25%近くに達しており、援助国・機関のアフリカの政治や経済に対する影響力は、アジアとは比べ物にならないほど大きいのです)。日本は巨額の資金供給者であるだけでなく、大口援助国としてアフリカのガバナンスにも大きな影響力を持ちうる存在となっています。

ところが、このような大きな影響力を持つ日本の政策はアフリカの人々の発展に役立っているのだろうかという疑問があります。日本の対アフリカ政策ではODA以外に目立ったものはありませんが、日本や他の援助機関・国の実務家・研究者の間では、日本の援助効率は高くないとする考えがあります。アフリカの民主化や腐敗との闘い、平和への努力に対する日本の現地での貢献はまだ限られています。またアフリカや日本、欧米の NGOの間では、日本の援助のやり方に不信感を持つ人たちのいるのが現実です。

はたして、日本の対アフリカ政策は、真にアフリカの人々の役に立ってきたのでしょうか?そうでないとしたら、どのような改善が不可欠でしょうか?

本フォーラムは、アフリカの人々を中心にした開発が実現するよう、日本の政策の改善を促したいと考えています。

なお、本フォーラムでは、日本のアフリカ政策の中でも、特に東京アフリカ開発会議(Tokyo International Conference on African Development:以下、略してTICAD)プロセスに焦点を当てます。

TICADは、日本のアフリカ政策においてもっとも重要なツールです。TICADは、日本政府が国際機関と共催するアフリカ開発をテーマとする国際会議で、すでに3回(1993、 1998、2003年)開催されています。昨年のTICAD V会議にはアフリカ50 カ国が参加、うち24カ国から首脳が出席しました。外務省はTICADを「日本のアフリカ外交の最大の資産」と評価しており、特にTICAD V以後は、新しい案件の合意の際にTICADに言及するようになっています。

■□ TICAD市民社会フォーラム(TCSF)について

本フォーラムの構想は、2003年に日本で開催されたTICAD IIIに 市民社会の声を届けるために結成されたACT2003 (Action Civile pour TICAD V/TICAD Vのための市民行動:2002年〜2003年) の活動をきっかけに生まれました。

アジア・アフリカのNGO代表らとの協議の過程で明らかになったことは、日本内外の市民社会が、TICADをはじめとする、日本の対アフリカ政策について、これまで十分なフォローアップとモニタリングを行ってこなかったことです。

そこで、アフリカの人々を中心に据えた開発を実現するためには、日本・アフリカ・アジアの市民社会が協力し、持続的な組織を結成しなければならないと考えるようになりました。

※ ACT2003による活動の詳細は、TICADとNGO(ACT2003ほか市民の動き)ページをご覧ください。


本フォーラムは、日本の対アフリカ政策に関心を持つ様々な人たちが意見交換をするための場(フォーラム)を提供します。
日本だけでなく、アフリカ、アジアの市民社会ともネットワークを形成して調査分析活動を行い、日本の対アフリカ政策をより民衆志向のものにするための政策改善を提言します。


次の3本の柱を中心に活動します。

  1.ネットワーキング/議論の場づくり
  2.シンクタンク/対アフリカ政策・援助事業の調査分析活動
  3.政策提言/アドボカシー&ロビーイング

■□ TICAD市民社会フォーラム(TCSF)が目指すもの

本フォーラムが目指すものは、アフリカの人々が主体となった開発プロセスの実現です。
それを可能なものとするため、本フォーラムは日本の対アフリカ政策の改善を積極的に働きかけていきます。

2008年に開催が予定されているTICAD Wにむけた重点目標は次の3点です。

A.以下の要件を備えたアフリカそして日本の市民社会ネットワークを作ります。

  1. アフリカ民衆の利害を理解し、分析し、代表しうる
  2. 本格的な政策提言活動ができる

B.日本の対アフリカ援助が、草の根レベルのアフリカの人々に届き、彼/彼女らの努力を真にサポートできるものとなるよう、
  調査分析の成果を元に具体的な提案を行い、日本の対アフリカ政策・制度の改善を促します。

C.日本の対アフリカ政策である TICADプロセスが、以下のように改善されるよう働きかけます。

  1. アフリカ民衆の生活向上のため具体的な行動を伴う
  2. 市民社会に開かれ、その提案がプロセスに反映される
  3. 市民社会を正式なパートナーとする
Copyright (C) 2006 by TICAD Civil Society Forum  All Rights Reserved