"Voices"(市民社会の声)

TNnetは、TICADに向け、アフリカと日本の市民社会の声を届けるために、両市民社会が一丸となって、市民社会からの提言を作成することが重要であると考えました。私たちは、アフリカの市民社会と議論を積み重ね、「Voices 2008:Recommendations from African and Japanese Civil Society to TICAD IV」として提言をまとめました。

■沿革と意義

まず、2007年9月にケニアのナイロビで開催された、アフリカ・アジアNGOのワークショップ(JICA主催)で、本提言文書が起草されました。このワークショップには、アフリカ(ケニア以外)NGO13団体、アジアNGO5団体(内、日本のNGO3団体)、ケニアのNGOより21団体28名、ケニアで活動する日本のNGOより6団体10名が参加しています。さらに同年10月、東京で開催されたアフリカ・アジアNGOのワークショップ(JICA主催)において、アフリカ諸国を代表する14のNGO、アジアの1NGO、日本NGOの58名の手により、インプットが加えられました。

その後も、ザンビア地域準備会合(10月)および、チュニジア地域準備会合(11月)のTNnet主催市民社会セッションにおいても、参加NGOがその内容について活発な議論を行いました。ザンビアの市民社会セッションには、TNnet代表2名、ザンビア以外の南東部アフリカ市民社会代表5名(ケニア1、ジンバブエ2、マダガスカル1、モーリシャス1)及び、ザンビア市民社会代表12名、現地で活動する日本のNGO 3名が参加しました。 またチュニジアの市民社会セッションでは、TNnet代表2名と北西部アフリカ市民社会代表5名(チュニジア1、ベナン1、セネガル1、ナイジェリア1、カメルーン1)及び日本のNGO2名が参加しています。

その後も、TNnetメンバー団体が持つネットワークを活かし、メーリングリスト等を利用して、様々な専門を持つアフリカNGOと活発な議論を重ねてきました。最終的に、このVoicesの作成プロセスには、TNnetのメンバーNGOの他、100以上のアフリカ・アジアNGOが主体的に関与・貢献しました。これだけの数のアフリカと日本のNGOが一丸となってアフリカ開発についての政策提言をまとめるのは史上初めてのことで、その意味でも画期的な提言となっています。